ドローンジャーナル

フリアーが国境警備隊と歩兵戦闘員のためにレーダー製品とサーマル製品を発表

 米オレゴン州ウィルソンビル フリアーシステムズ(NASDAQ:FLIR)は2018年5月26日、国境警備隊を含む世界の軍隊と政府機関を対象とする3製品の提供開始を発表した。提供開始された製品は、2種類の中距離パネルレーダーFLIR Ranger(1つは空中ドローンと地上標的検知機能を備える)と、サーマル単眼鏡のRecon V UltraLiteである。これらの製品は、フロリダ州タンパで開催された2018年特殊作戦部隊産業会議(SOFIC)で、フリアーのソルジャー・ソリューションズ・ファミリーの一部として披露された。

FLIR Ranger R8SS-3Dドローン検知レーダー

 FLIR Ranger R8SS-3Dドローン検知レーダーは、同時に500個以上のドローンとその正確な位置を検知可能。 フリアーのFLIR Rangerレーダー・ファミリーに属するレーダーのR8SS-3DとR8SSは、固定設置と前方展開兵力の両方で、中距離検知機能を搭載。R8SS-3Dは、地上の物体やマイクロドローンなどの空中の物体を検知でき、鳥とドローンを区別することができる。Ranger R8SS-3Dは、2マイル以内にある小型ドローンの高度と位置を報告でき、車両と歩行中もしくはほふく前進中の人間を検知できる。R8SSは地上検知のみの対応であるが、R8SS-3DとR8SSはいずれも同時に500個を超える脅威とその正確な位置を検知し、既存のデータネットワーク内で機能する。R8SSシリーズは、車両、監視塔、三脚に取り付けることができ、全360度の監視により、監視範囲内にいるドローンを確実に検知できる。

 FLIR Recon V UltraLiteは、現在世界中の軍隊、政府、警察が使用しているReconシリーズの最新のサーマル単眼鏡。Recon V UltraLiteの重さは3ポンド(1.4キロ)未満で、従来モデルより2.5ポンド(1.1キロ)軽量となった。ハンドヘルド機器として利用できるほか、三脚やその他の固定場所に取り付けることができる。本システムはAndroid Tactical Assault Kit(ATAK)ネットワーク機能も備えているため、戦闘員は周囲の状況をリアルタイムで把握できる。耐久性に優れて操作が簡単なRecon V UltraLiteは、市販されている単三電池を使用し、4時間の連続使用が可能となっている。

 これらの製品は2018年5月26日より、軍隊と部隊保護のクライアントを対象にフリアーが直接販売し、SOFICのブースで展示中となっている。製品に関する詳しい情報については、下記リンクより。