2018年5月24日、株式会社スカイロボットは、ドローンによる屋根の点検・採寸・雹被害の調査とレポートを作成する、「ルーフインスペクション・サービス」を提供開始すると発表した。

 今回リリースされた「ルーフィンスペクション・サービス」では、ドローンで屋根を空撮し、ソフトウェアで2D/3Dオルソモザイク画像を生成、各部の寸法を測り、レポートを作成して納品する。同社は、国交省が今年4月に「改正宅地建物取引業法」を施行し、建物の売買の際に、各部のインスペクションを義務付けているため、今後「ルーフインスペクション・サービス」はより有効であるとしている。

 なおルーフインスペクション・サービスは、提携した米国 PrecisionHawk社の PrecisionMapper Proがクラウド処理に採用されている。

「ルーフインスペクション・サービス」の概要

ROOF REPORT (屋根点検・採寸レポート)

ROOF REPORT は、ドローンの可視光カメラで屋根を空撮し、画像をクラウドにアップロード、2D/3D オルソ画像を生成して屋根の被害を調べたり、屋根の各部を採寸するサービス。 主な用途は次の通り。
・地震・台風・豪雨・竜巻などによる屋根の被害調査と損害保険支払い額算定
・改正宅建取引業法のルーフインスペクションに対応
・屋根修理の際の各部の面積・寸法・勾配を計測

HAIL DAMAGE REPORT (雹被害レポート)

HAIL DAMAGE REPORT は、ドローンの可視光カメラで屋根を空撮し、画像をクラウドにアップロードし、2D/3Dオルソ画像を生成して雹被害レポートを作成するサービス。
・雹による屋根の被害調査と損害保険支払い額算定

ROOF REPORT (屋根点検・採寸レポート)画面

ルーフインスペクションに対する問い合わせ、注文、納品の流れ