3月30日、横浜スタジアムにて、横浜DeNAベイスターズ2018年シーズン開幕戦セレモニーが行われた。そこで、ネイキッドが日本球界では初となる80台のドローンによるライブショーや3Dプロジェクションマッピングなどを用いた開幕戦セレモニーの演出を手がけた。

 選手の動きと連動して80台のドローンと色鮮やかなプロジェクションマッピングの映像が融合する今回の取り組みは、日本球界では初となるドローン台数80を使用した一夜限りの演出である。80台のドローンが隊列をなし、高さ約80メートルの上空に“YOKOHAMA”の頭文字である“Y”や球団を象徴する“☆”など様々なメッセージを発信する。さらに“3Dプロジェクションマッピング”では、横浜スタジアム内野グラウンドを超えるエリアに3Dプロジェクションマッピングを投影。スタジアムの地面から客席、そして上空へと飛び出していくような立体演出である。投影サイズは16年の本拠地開幕戦で実施したセレモニーを超え球団史上最大となる。地上から上空まで使用することによって、球団の本拠地である横浜の「土地」からスタジアム全体、客席、そして世界にまで「勝利」へのメッセージを解き放つような演出となる。

 ネイキッドは1997年、村松亮太郎を中心映像ディレクター/デザイナー/CGディレクター/ライターなどが集まり設立されたクリエイティブカンパニーである。近年はプロジェクションマッピングを始めとした様々な技術や美術造作、演出を組み合わせ、光を使った空間の総合演出を手がけている。