ドローンジャーナル

物流支援ロボットCarriRo、豊通物流が物流センターにおける運搬作業負荷軽減を目指し導入

「自由度・汎用性の高さ」「長時間稼働が可能」が選定ポイント

株式会社ZMPは、2月6日(火)、同社が販売する物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)が、豊通物流株式会社の物流センターにおける構内の運搬作業負荷軽減を目指し導入されたことを発表した。ウェブサイトでは動画を含めた事例を公開している。
ZMPが販売するCarriRo は、ジョイスティックによる操作ができるドライブモード、およびビーコン(発信機)を自動追従するカ ルガモモードを有した台車型物流支援ロボット。充電式で最大 150kg の荷物を 8 時間連続で運ぶこと ができ、倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送において利用されている。
豊通物流では、グループ内企業だけでなく、グループ外の企 業様の様々な物流業務を幅広く取扱っている。顧客の物流情報のすべてを一括して管理運営し、「早く、安く、安全、確実な物流」を提供している企業だ。

豊通物流の業務本部部長職、門馬氏は、CarriRo 選定の理由を次のように語っている。「作業者の構内運搬作業負荷を軽減させ、人が関与しなければならない高度な作業工程に人材を充てることが、品質向上と作業工程時間の短縮、 更には労働環境の改善につながると考え、構内移動のサポートをする機材の導入を検討しました。」
豊通物流の事業所では、AGV用の充分な通路幅を確保することが構造上できず、物流動線も一定ではないため、今まで導入に適した機材が無かった。そんな時、比較的自由度の高い汎用性のある CarriRo を見つけ、試験導入に至ったという。

門馬氏は、CarriRoの魅力や課題に関して以下のように述べている。
走行基本性能については、二台の高さが通常の台車とほぼ同じで、貨物を 載せても重心が低くなり走行が安定しているため、想定以上にスムースになる。さらに操作が安易、導入後すぐに実作業へ導入できるといったメリットがあげられた。

また、作業負荷を大幅に減少したことで、ある程度の荷量を載せた場合にも、女性社員でも軽々と運搬作業を行うことができるようになる。
 更に、充電時間も比較的短く、ほぼ一日稼働させることができる。たとえ繁忙日に予定外の過度な使用をしても、昼休中にも充電をしておけば、バッテリーを夜まで動かすことができる。

しかし一方で課題・要望もある。「障害物センサの微調整」「より大きな台座」「既存のカゴ台車牽引への対応」「路面凹凸への対応」などの改善点が挙げられた。
門馬氏は、今回の試験導入をうけ、「作業効率の向上や安全性、費用対効果を実証されれば他の物流センターでの導入の検討をしていきたい」と述べ、前向きな姿勢を示している。

CarriRo導入事例紹介

https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_toyotsu.html