Radar Flight Control Module (RFCM)

2018 年 01 月 31 日、Aurora Flight Sciencesと株式会社ソシオネクストは共同で、ドローン向けのレーダーセンサー搭載衝突回避システムの開発・提供すると発表した。

両社が共同開発するレーダーフライトコントロールモジュール(RFCM) にはワンチップ 24GHzレーダーセンサーと距離測定ソフトウエアが搭載されている。周囲の環境に素早く反応し、複数の物体の同時認識やオープンスペースでの物体の認識、ターゲットとなる物体との距離や速度の測定などが可能だ。本RFCM は、シンプルなインターフェースにより、フライトコントローラーに距離、警告、停止等のシグナルを送信することができる。そのためさまざまなドローンへの適応が可能である。そのため経路上に存在する障害物との衝突を回避することができ、安全性も高いといえる。

両社は今後も、民生、監視、通信、ミッションクリティカル、実験、研究など、さまざまな用途の飛行システムにおけるソリューションを提供するための協業を継続していくという。