2018 年 2 月よりパーソルテクノロジースタッフ株式会社とdo株式会社が業務提携し、「ドローン人材派遣サービス」を開始すると発表した。両社はドローン分野の専門スキルを有した人材の教育・研修、および 派遣を行い、企業や地方自治体におけるドローン技術の活用促進を目指す。

現在、日本国内におけるドローンビジネスの市場規模は、2017年度に533 億円(前年比 51%増) を上回り、2022 年度には 2,116 億円まで拡大すると見込まれている(出所:インプレス総合研究所)。また、技術革新やサービスの多様化により、ドローン活用には多岐にわたる専門知識が必要である。

しかし現状としてドローンに関する専門知識がなく、活用範囲や業務要件をイメージできていない企業が多い。興味はあっても活用に踏み切れない企業へのアプローチが課題であった。

ドローン人材サービスの概念図

今回開始する「ドローン人材派遣サービス」は目的に応じて様々な スキルを有した人材を個人やチーム単位で派遣することにより、企業や地方自治体におけるドローン活用プロジェクトのスムーズな立ち上げを目標としている。具体的には、do が、ドローンの活用に必要なパイロット、プランナー、エンジニアなど、各職種に必要な専門スキルを体系化する。そしてドローン分野での就業を希望する個人のスキルレベルに合わせて教育・研修を実施する。その後、パーソルテクノロジースタッフの派遣スタッフとして、企業や地方自治体におけるドローン活用業務に従事するという流れだ。

doとパーソルテクノロジースタッフは、「ドローン人材派遣サービス」を通じて、個人のスキル向上と就業支援を行うとともに、企業や地方自治体におけるドローンの活用の促進を目指すとしている。