skyerは2017年12月1日、12月にドローン未経験者向け講習と、資格を取得できる講習をそれぞれ鳥取県内で開講すると発表した。未経験者向け講習の会場は鳥取砂丘。資格取得講習の会場は鳥取県大山町で、受講すると国土交通省認定管理団体であるJUIDA(Japan UAS Industrial Development Association:一般社団法人日本UAS産業振興協議会)の公認資格を取得できる

 未経験者向け講習の日程は12月3日、16日、17日。それぞれ1コースずつ開講する。定員は各コース30人で、受講料は1コース当たり3000円(税込)。3日は「初心者向けのドローン安全活用講座」と題して、ドローンの基本的な扱い方を教育する。16日はドローン空撮と、撮影した映像を編集する技術についての講座を開き、17日はドローン空撮の実践講座を開講する。3日の講座はドローン操縦未経験者のみが対象で、16、17日は資格所有者も参加できる。

 資格取得講座の日程は12月13日、14日、15日の3日間。この間に講義、操縦訓練、修了試験など、資格取得に必要なスケジュールを組んでいる(図1)。定員は20名で、受講料は32万4000円(税込)。講義、実技訓練などを経て、修了試験に合格すると、JUIDA操縦技能証明証、安全運行管理者証明証、skyerドローンスクール修了証を取得できる。

図1:資格取得講座のスケジュール

 今回は受講期間中の宿泊費をskyerが負担する。さらに、鳥取県外からの受講者を対象に先着5名の交通費(上限5万円)を支給するほか、鳥取県内からの受講者の受講費を一部割り引く。ただし、県外からの受講者を対象とした企画の運営を支援することが条件となる。