エアロセンスは、2017年11月30日、太陽光発電所の計画策定(地形測量)からパネル点検までをワンストップでサポートする「AEROBO SolarPower」(エアロボソーラーパワー)ソリューションの提供を開始した。

 同ソリューションは、産業用ドローン向けクラウドサービス「AEROBO Cloud」と自律飛行型ドローンを組み合わせた「AEROBO測量」と「AEROBO点検」をパッケージ化したもの。

AEROBO SolarPowerソリューションのイメージ

 まず土地選定・計画段階では、ドローンレーザー測量により、伐採する前の地表を正確に把握し、土地選定やその後の開発コスト試算の精緻化を支援する。従来の航空測量に比べ、価格は半分以下となり、より柔軟に測量実施日を調整できるという。

 次に、土地造成・設置工事においては、ドローン写真測量とクラウドの並列処理を組み合わせることで迅速に進捗を管理できる。

 設備管理・点検においては、ドローンによる空撮結果をクラウドで管理し、ホットスポット(発電不良箇所)など画像の自動検知を取り入れていくことで効率的な保守対応を可能とし、発電ロスの最小化に貢献するとしている。