テラドローン株式会社は、11月14日(火)、大分県内の太陽光開発予定地の樹木下の地表面を、レーザー搭載ドローンを用いて、樹木を伐採することなく計測を実施し、3D化を行った。
計測実施場所は、大分県にある約40Haの太陽光開発予定地。同地域では、地球環境保護のために、負荷の軽減と自然との共生を目指し、太陽光発電などの新エネルギーの導入を積極的に行っている。
現場は複数の谷が存在しているため、従来の人員で測量をする方法では危険であり、また多くの工数がかかってしまう。また、有人機を使用した航空測量でも、高い高度から計測しなければならず、谷がいくつか存在する本現場では作業が困難であった。そこで、テラドローンは高所作業者及びレーザー搭載ドローンを活用して3次元計測を実施した。

取得した3次元データ

本現場でのレーザー計測では、伐採せずに樹木下の地表面の情報を得られただけではなく、複数ある谷の計測ができ、境界確定や効率的な造成計画の策定にも役立てる。
テラドローンでは、「高性能UAVと3次元レーザー計測システムの技術を用いて、安全で効率的な再生可能エネルギーの開発に貢献してく」と述べ、今後への意気込みを述べた。