Coaido株式会社と、 株式会社ダイヤサービスは、2017年11月6日、緊急用ドローンに関する包括的業務提携契約を締結したことを発表した。

Coaidoとダイヤサービス、緊急用ドローンに関する包括的業務提携契約を締結

 Coaidoは、設立4年目のスタートアップ企業。 次世代119アプリ「Coaido119」(コエイド119)を開発し、 同アプリの社会実装をIPA委託事業として池袋にて実施中だ。 これまでも救急救命に関する実証事業を数多く行ってきている。救急救助・火災・災害等に関するICT・IoT領域の専門知識、 心肺蘇生の教育や啓発等に関する技術や手法、 そのほか広く緊急時の現場活動等で培ったノウハウを所持しているという。

 一方、 ダイヤサービスは、 空撮事業のみならずドローンのフィールドやメディアの運営事業を展開している企業。将来的に救急救助・火災・災害分野でのドローン活用を目指している。
一般的な空撮業者とは異なり、 災害現場で実際にドローンを活用した実績から得た、 実践的かつ汎用性の高い優れた知見・ノウハウを所持しているという。

 そこで、 両社は、 この度の包括的業務提携により、 まずは、 ドローンによる救急事案発生時の恒常的な医療機器・薬剤の搬送、 災害時のドローンによる安全な偵察飛行等の実現を加速していく。それに伴い、 両社の事業シナジーが高い分野での協力について今後検討を進めていく。