ドローンジャーナル

エンルートラボ、より高精度な測位が可能な「RTK-GPS」に対応するドローンを開発

 エンルートラボは2017年9月21日、「RTK-GPS」を利用した測位と、その情報を活かした自律航行の機能を備えるドローンを開発したと発表した。RTK-GPS(Real Time Kinematic - Global Positioning System)とは、GNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)を活用した測位法の一種。GPSやGLONASSなどの測位衛星からの電波を受信するだけでなく、地上に設置した「基準局」からの電波も受信して、測位精度を高める。

図 エンルートラボが新たに開発したドローン。RTK-GPSでより高精度な測位が可能になっている

 既存の測位衛星の電波だけを利用するドローンに比べて、高い精度で現在位置を測位できるので、狙った場所にピンポイントで着陸することが可能になる。物流に応用すれば、荷物配送時に、届け先に間違いなく高い精度で着陸させることができる。

RTS-GPKによる測位機能を搭載したドローンを自律航行で着陸させる様子。地上に設置した円形の目印に向かって着陸する

 基準局との通信は、ドローンがすでに搭載している無線通信装置などで可能になっているので、特別な装置を追加する必要はない。また、基準局との通信に費用はかからない。既存のドローンにRTK-GPSによる測位機能を追加するオプションの価格は10万円ほど。