FINANCE Watch
三和銀行とNTTコム、e-マーケットプレイスを7月から共同展開

  NTTコミュニケーションズ(NTTコム)と三和銀行(8320)は7日、中堅企業を対象としたe-マーケットプレイス構築と運営を共同で行っていくことで合意した、と発表した。NTTコムが独自開発した「E-ビジネスプラットフォームサービス(EBPS)」と、三和銀行の統合金融機能を組み合わせて決済から与信までのトータルソリューションとする考えだ。

  NTTコムのEBPSは、受発注から支払いまでの処理を日本の商習慣に合わせてシームレスに実行できるもの。銀行機能に加え物流機能も統合が可能で、さまざまなビジネス取引をインターネット上で完結する特徴を備えている。

  一方、三和はNTTコムのシステムソリューションに合わせ、インターネット上で国内振込み、ネットエスクロー、ファクタリング、立替払い、海外送金と輸入信用状開設受付―などのノウハウを提供。ユーザーからすると全ての取引情報を一元管理し、これまで分散していたコストも大幅に軽減する、という。

  両社によるサービスは7月からの予定。

■URL
・ニュースリリース
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2001NEWS/0003/0307.html
・e-マーケットプレイスシステム構築でIBMが新ソフト
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/07/doc1306.htm

(市川徹)
2001/03/07 16:58