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日立、最大1,670万色まで表示可能な携帯向け画像処理ソフト

  日立製作所(6501)は27日、携帯電話で最大1,670万色のフルカラー表示を実現できる画像処理ソフトウェアを製品化したと発表した。同社の4,096色のカラー表示が可能なSTNカラー液晶コントローラードライバーのチップセット「HD66764、HD66765」用で、3月1日から関係業界などに無償で提供する。

  ソフトはC言語ベースの簡易画像処理タイプ。同チップセットに液晶駆動信号を処理するCPUなどを組み込むことにより、最大1,670万色のフルカラー表示ができる。また、ソフト自体が100ステップ程度と短く、システムソフト上にプログラムとして格納するメモリー容量を軽減でき、動画処理の高速化が図れるという。

  応用できるのは、写真画像データ送信サービス対応の携帯電話や次世代のW-CDMAなど。

■URL
・ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0102/0227a.html
・XML活用で携帯電話網のソリューション~日立、日立ソフト、日本HP
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/07/doc1302.htm

(沖野宗一)
2001/02/27 15:53