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英社と小型コージェネの合併~三井物産など3社

  英BOWMAN POWER SYSTEMS、NTTファシリティーズ、三井物産(8031)、クボタ(6326)は、マイクロバスタービン発電機などの輸入販売合弁会社「ボーマンジャパン」を設立した。2001年6月から国内市場向けの製品仕様によるマイクロガスタービンでのコージェネレーション(熱電併給)・ユニットの販売を開始し、2005年に約100億円の売り上げを見込んでいる。

  コージェネレーション・ユニットは出力レンジが50キロワット、80キロワット、200キロワットの3種類。当初は80キロワットの製品を中心に販売し、燃料は天然ガス、LPG、灯油への対応を図る。また、製品の企画販売以外にもメンテナンスや24時間監視システムなど出資各社の得意分野を集めたサービスを計画しており、総合力で日本市場の開拓を進める。

  資本金は1億円。BOWMANが76%、NTTファシリティーズ、クボタ、三井物産がそれぞれ8%を出資している。社長はBOWMANのManaging DirectorのJames Malcolm Campion氏が兼務する。

■URL
・ニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/news/news39/news39.html
・BOWMAN POWER SYSTEMS
http://www.bowmanpower.com/
・エヌ・ティ・ティファシリティーズ
http://www.ntt-f.co.jp/
・三井物産
http://www.mitsui.co.jp/
・クボタ
http://www.kubota.co.jp/

(塩谷麻樹)
2001/02/27 11:34