NTTデータ（9613）は22日、介護請求に特化したアプリケーションサービスプロバイダー（ASP）事業を4月から始める、と発表した。パソコンとインターネットにつながる環境があれば、介護サービス事業者は特別な初期費用なしで各種の請求ファイルを作ることができる。

　 「かがやきぷらんライト」のネーミングがついた同サービスは、すでにサービスを実施している「かがやきぷらん」から介護請求に関わる部分を一つのサービスメニューにまとめ、さらに簡易化した。

　 簡単な入力で請求ファイルを作るほか、国保連合会への保険請求やクレジットカード利用者の自己負担分の請求をASPセンターが代行する機能も備えている。回線暗号化を含めセキュリティーにも万全を期している、という。

　 今後は銀行からの自動引き落としなどにも対応していく計画。国保連合会の請求電子化にも対応する。

　 固定利用料は無料。1事業者の月額利用料は3万円から。