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シャープ、国際競争力強化目指して新教育制度導入

  シャープ(6753)は4月から、経営幹部育成を目的とした新教育制度「リーダーシッププログラム」を導入する。最終的な目標は“国際競争力をもった事業責任者の育成”としており、4コースとこれに対応するプログラムを新設、選抜型の研修制度としている。

  コースは年齢が若い順に、チャレンジ(27-35歳)、プロジェクトリーダー(35-40歳)、ビジネスリーダー(40-45歳)、エグゼクティブ(40-50歳)があり、エグゼクティブを除く3つには年度ごとの人数枠も設定する。

  これに合わせ基本給や諸手当で構成されている賃金体系を月俸で一本化。さらにこれを32のランクに分け、成績次第では従来の4倍近い昇給も実現するが、成果次第では減俸もあり得る。

  準管理職、課長クラス、部長クラス、事業部長クラス・次期本部長候補―の4階層からリーダーとなり得る人材を選抜し、次代のシャープ創出をめざす。

■URL
・ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010208.html

(市川徹)
2001/02/09 12:19