DLJdirect SFG証券は6日、市況や株価、チャートが自動更新される専用ソフトウェア「マーケットスピード」をバージョンアップしたと発表した。最新版バージョン2.2は同社のWebサイトで9日からダウンロードできる。このソフトは顧客しか利用できないが、ログインの際ID、パスワード欄ともに「DLJDEMO」と入力するとデモを体験することができる。利用料金は原則無料だが、3カ月間同ソフトを通じた売買が一度もない場合利用を一時的にストップし、6,000円が徴収される。

　 新バージョンでは、まず信用取引に対応した。同社の国内株式注文数、総売買代金に占める信用取引の割合は3割程度まで達しており、今回の対応でさらにユーザーの利便性が高まったという。信用取引では、保証金管理や発注、建玉一覧表示、各種情報表示などの機能がある。

　 投資情報面では、値上がり・値下がり率上位30銘柄など各種ランキング情報がリアルタイムで更新される機能を追加。登録した銘柄の株価や出来高をデータファイルとして保存することも可能になった。さらに、これまでのロイター提供のニュースに加え、日経テレコンの速報ニュース、日経4紙検索などが提供される。

　 同証券では、この「マーケットスピード」の特許出願申請を行った。2000年5月のリリースから現在は2万を超えるユーザーが利用しており、今後とも継続的に機能を提供し続けるために申請したという。