日本IBMは2日、毎分1万5,000回転のサーバー用高性能ハード・ディスク・ドライブとして初めて36GBの容量を達成した「Ultrastar36Z15」を発表した。Webホスティング、データマイニング、トランザクション処理、eコマースのアプリケーションといった業務に最適なハードディスクとしている。

　 新製品は、最高毎秒647MBのメディア転送レートと最小3.4ミリ秒のシーク時間を実現した。容量の増大と待ち時間の短縮を実現しただけでなく、高速化技術も取り入れたことにより情報を取り出すための処理時間が短縮され、ドライブ全体のパフォーマンスが改善されたという。36GBと18GBの2種類があり、3月までに出荷を始める予定。