沖電気工業（6703）はペレグリンシステムズと企業の資産管理ソリューション事業で提携した。沖電気がペレグリンのパッケージソフト「アセット・センター」を中心としたIRM（インフラストラクチャ・マネジメント）ソリューションを2001年4月から提供し、ペレグリンが共同プロモーションなどを進めていく。

　 IRMは、企業が業務を遂行するために必要なあらゆる資産をその導入から保守、廃棄後のリサイクルに至るまでのライフサイクルにわたり管理し、TCO（総合的な保有コスト）の低減を実現するもの。多くの企業でIT機器をはじめとする膨大な企業資産を効果的に管理したいというニーズが高まっており、沖電気は今回の提携でIRMソリューションをラインナップに追加して、ERPシステムとIRMを融合したシステムソリューションを提供していく。

　 沖電気では、2月7日に東京都港区の虎ノ門パストラルで開く「製造ソリューションセミナー MAI-21」において、IRMソリューションを紹介するスケジュールも組んでいる。