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国内ストレージシステム市場で提携に合意~コンパックと富士通

  コンパックと富士通(6702)は31日、日本市場におけるストレージシステムの製品と技術の両面で提携に合意した、と発表した。お互いのストレージ製品を組み合わせてSIビジネスへつなげるほか、コンパックが提唱しているOpen SAN仕様についても協力して推進していく。

  具体的な提携内容は、(1)双方が持つストレージ関連のハードとソフトを提供し合い、サービス事業に直結させる(2)それぞれの製品の接続テストを両社の施設で行い、ノウハウを共有する(3)Open SAN仕様について共同で検証作業を行い協議していく―など。

  ストレージビジネスは、インターネットの普及を背景に急成長しているマーケット。コンパックが提唱するOpen SAN仕様は複数のメーカーの異なるサーバー、ストレージシステム、ライブラリーなどを全て統合するもので、世界的な標準化が進みつつある。

■URL
・ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/press/press604.html
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
・国内初の異機種間相互接続検証センター~コンパックが東京に開設
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/31/doc293.htm
・世界4番目のストレージ検証施設~日本IBMが幕張に
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/28/doc541.htm
・大規模データ交換事業で連携~富士通とセゾン情報
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/17/doc1684.htm

(市川徹)
2001/01/31 12:14