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野村総研、EAIプラットフォーム「オブジェクトワークス」を発売

  野村総合研究所(NRI)は29日、企業の基幹システムとWeb環境や携帯端末を統合するEAI(エンタープライズアプリケーションインテグレーション)プラットフォーム「オブジェクトワークス」を開発したと発表した。パソコンによるWebブラウザだけにとどまらず、携帯電話、携帯情報端末(PDA)から基幹システムにアクセスする業務アプリケーションをより短期間で開発することが可能になる。今後3年間にSIを含んで10万セットの利用をめざす。

  オブジェクトワークスは、マルチチャンネル統合、バックエンドサーバー統合、共通機能統合―の3つの分類で8種類のコンポーネントから成り立っている。これらを組み合わせることで、今までは個々に独立していた業務アプリケーションを、オブジェクトワークス上で統合したり、携帯端末からの接続アプリケーションを開発したりすることが可能になる。

  すでに金融業界では先行して同プラットフォームの導入と稼動が始まっているが、今後NRIは幅広い分野に向けて拡販していく予定。

■URL
・ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2001/010129.html

(市川徹)
2001/01/29 14:26