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2000年は553万台、1兆円突破~パソコン店頭販売市場

  国内店頭市場におけるパソコンの2000年販売数は、前年比32.6%増の553万台に達したことが分かった。コンピュータ・ニュース社がまとめたもので、インターネットの普及と浸透、さらにノートブックタイプの急成長が需要増を後押しした。さらに2001年の見通しについても台数で同17.9%増の652万台に上るとしている。

  調査は、東名阪の大手パソコンショップ13社、565店舗からの日次販売データの集計による。まず2000年暦年の売り上げは、前半は急速に低価格が進んだデスクトップ機がマーケットを引っ張り、後半は20万円前後のノートブックタイプの台頭が目立った。この結果、台数は553万台で、販売額ベースでは同18.8%増の1兆540億円に上った。

  同社では1998年から続くインターネットや電子メールブームに加え、マシンの低価格化、さらに音楽データの編集、デジタルカメラ利用による画像データの加工なども手伝ってユーザーニーズの多様化がある、と分析している。

  また、これらの傾向は2001年も加速し、652万台、販売額ベースでは同10.1%増の1兆1,605億円に達するであろうと予測している。

■URL
・コンピュータ・ニュース社
http://computernews.com/
・コンピュータ・ニュース社「マーケットビュー」
http://www.computernews.com/marketview/marketview.htm

(市川徹)
2001/01/29 10:38