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音源フォーマットの互換性で合意~ヤマハとローランド

  ヤマハ(7951)とローランド(7944)は16日、電子楽器の音源フォーマットの国際標準規格であるMIDI機器間での互換性を高めるため、協力することで合意したと発表した。1998年に制定されたMIDI規格の「GMレベル2」を両社が積極的にサポートするほか、両社が独自に設定していた拡張フォーマットである「XG」(ヤマハ)、「GS」(ローランド)をオープンにして相互乗り入れができるようにする。

  これにより、両社は「GMレベル2」など3種類のフォーマットをカバーする互換性を実現、楽器などのハードや音楽データに関するパソコン用ソフトなどで乗り入れできるようにする。これにより、ユーザーの利便性が高まるとともに、これまでの音楽データ資産も生かすことができるようになる。

■URL
・ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/01011601.html
・ヤマハ
http://www.yamaha.co.jp/
・ローランド
http://www.roland.co.jp/

(沖野宗一)
2001/01/16 18:22