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インプレス、コンテンツ管理に米ヴィネット社のソフトを導入

  インプレス(9479)は12日、デジタルコンテンツ管理のためのソフトウェア「Vignette O V/5 E-business Application PlatformO」を導入すると発表した。米ヴィネットコーポレーションの開発によるもので、膨大な量のデジタル情報を柔軟に管理できる点を評価し、同社が進めている“デジタル局”基盤強化に向けて導入を決めた。インプレスでは「日本企業では初の採用」としており、2002年にも全面的に新システムへ移行する計画だ。

  ヴィネット社のアプリケーションソフトは、データ管理のほかに顧客とのコミュニケーション機能も実現。世界的にはAT&TやBMWなど1,000社以上がユーザーになっているという。

  インプレスは、このソフトの上に同社独自の管理システムを作り上げ、グループ各社のデジタルコンテンツ管理体制を構築する。具体的には(1)執筆した記事をデータベースに入力するだけで、あらかじめ設定したフォーマット通りにウェブコンテンツを生成(2)パソコン向けに作った記事が携帯端末など異なる形式の、しかも複数のデバイス向け配信を可能にする(3)ニーズに適したコンテンツ配信の仕組みを構築―などの特徴をもつ。

■URL
・ニュースリリース
http://www.impress.co.jp/info/release/pages/20010112.htm
・インプレス
http://www.impress.co.jp/
・米Vignette Corporation
http://www.vignette.com/

(市川徹)
2001/01/12 14:51