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AOLとワーナーの合併、FCCも条件付で承認

  米インターネット事業最大手のアメリカ・オンライン(AOL)とメディア大手のタイム・ワーナー(TW)の合併に関する行政上の手続きが11日(現地時間)に完了した。米連邦通信委員会(FCC)が同日、条件付で承認したもので、傘下にネットや映画、TV(CNN)、出版事業などを有する世界で最大の“総合メディア企業体”が発足する。

  両社の合併については、すでに欧州委員会と米連邦取引委員会(FTC)も昨年末までに、CATV網の開放など条件付きで承認していた。今回、FCCが付けた条件は、AOLの有力サービスである「インスタント・メッセンジャー」のプラットフォームを3社以上のライバル企業に開放することなど。

■URL
・FCCの声明文
http://www.fcc.gov/aol_tw.html
・AOL
http://www.aol.com
・タイム・ワーナー
http://www.timewarner.com/index_flash.shtml
・米FTC、AOLのタイム・ワーナー買収を認可~CATV網開放条件に
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/15/doc1416.htm
・NTTドコモ、AOLとのグローバル提携発表~日本法人に出資
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/27/doc536.htm

(沖野宗一)
2001/01/12 13:02