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ソニー、九州の半導体生産拠点を統合へ

  ソニー(6758)は11日、同社グループの半導体製品を製造しているソニー国分、大分、長崎の3社を2001年4月1日付で合併、統合すると発表した。国内の半導体生産に関わる資材調達、生産計画立案、生産など一連の流れを統合的に運営し、効率化と迅速化を図るのが大きな狙い。さらに国外にある半導体製造拠点との横断的な統括を進める考えだ。

  新会社「ソニーセミコンダクタ九州」は、福岡市に本社を置き、ソニーの100%出資による資本金242億円で設立する。売上高はおよそ2,500億円。5,000人以上の従業員をもち、現在建設中の熊本工場もこの統括会社に含める。社長には現ソニー国分の社長である濱崎暢洋氏が就任する。

  半導体の設計から開発、生産、カスタマーサービスを一貫して行うほか、ソニーのタイや米国などの半導体開発・製造拠点とも横断的に組織し、グループ全体の半導体生産オペレーションを担っていく。

■URL
・ニュースリリース
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200101/01-001a/

(市川徹)
2001/01/11 15:45