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ヤマハ、台湾に次いで中国でも着メロ配信事業開始

  ヤマハ(7951)は9日、中国のeDongcity Information社(上海、イードンシティ社)と提携して中国での携帯電話向け着信メロディーの配信サービス事業を開始した、と発表した。世界共通の規格仕様であるWAP(ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル)を使い、初年度の売上高を2億円に設定して拡大を図る。

  ヤマハはイードンシティに対し、プリペイド着信メロディ契約者への着信メロディ配信サービスにコンテンツとノウハウを提供するもの。イードンシティは1カ月6元(約80円)で5曲までダウンロードが可能なサービスを実施する。

  新しい曲を中心に毎週10曲前後増やし、中国曲3割、欧米曲5割、クラシック2割を目安に充実させていくという。ヤマハが同様のサービスを海外で行うのは2000年11月にスタートした台湾に次いで2番目のもの。すでに日本国内ではユーザー120万人、4,200曲のデータを蓄積している。

■URL
・ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/01010901.html
・ヤマハ、着メロで台湾進出~TCC社と提携
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/15/doc1040.htm

(市川徹)
2001/01/09 17:45