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Instagram、写真やライブ動画のいじめ行為を防ぐための機能を導入

Instagramは米国時間の10月10日、いじめや嫌がらせ行為を防ぐため、いじめ行為にあたる写真を検出する機能と、ライブ動画上のいじめコメントを非表示にする機能の、2つの機能の導入を発表した。

いじめ行為にあたる写真を検出する機能については、機械学習(マシンラーニング)を活用し、いじめと思われる写真やキャプションを検出する技術を導入。検出された投稿はコミュニティオペレーションチームが内容を確認し、コミュニティガイドラインに違反するものは削除の対象になる。この機能は、今後数週間かけて導入される予定としている。

ライブ動画上のいじめコメントを非表示にする機能については、5月に導入されたいじめコメントを自動的にブロックし、非表示にするフィルターに対し、ライブ動画上のいじめコメントのフィルタリングを追加した機能。これまでは、フィード投稿、エクスプローラ(Explore)ページ、プロフィールが対象範囲となっていた。この機能はすでに導入済みで、日本語にも対応しているという。

今回のアップデートにあたり、Instagram責任者のアダム・モッセーリは「オンライン上のいじめは複雑です。Instagram上のいじめ行為を防ぎ、思いやりの気持ちを広めるためには、やらなければいけないことが多くあると認識しています。新たな責任者として、Instagramを利用者の皆様にとって親切で安全なコミュニティにするための取り組みを続けられることを誇りに思っています」とコメントしている。