−法林岳之 執筆−『観る』楽しさを追求した快適エンターテインメント・スマートフォン AQUOS PHONE sv SH-10D
ケータイからスマートフォンへ移行が進んできたことで、ユーザーの利用動向も少しずつ変化しつつある。なかでもケータイよりもひと回り大きい画面サイズを活かした動画をはじめとしたエンターテインメントへの期待は大きい。NTTドコモから発売されたシャープ製スマートフォン「docomo NEXT series AQUOS PHONE sv SH-10D」は、インターネットで公開されている多彩な動画をはじめ、地上デジタル放送をベースにしたワンセグ、モバキャスによるNOTTVなど、さまざまな『観る』コンテンツをユーザーが快適に楽しめるように作り込まれたモデルだ。実機を試用することができたので、早速、その仕上りをチェックしてみよう。

多様化が進む動画コンテンツ

 モバイルや通信の世界は、プラットフォームや通信方式が変わったり、新しいハードウェアが搭載されるタイミングで、新しいサービスや使い方が登場し、ユーザーの利用動向も大きく変わる。たとえば、パケット通信の登場により、iモードをはじめとしたモバイルインターネットが大きく拡がり、カメラの搭載で写真を使った新しいコミュニケーションを実現し、パケット定額サービスの提供ではアプリを使った多彩なサービスやデコメールなどのビジュアルなコミュニケーションが広く使われるようになった。

 現在、ケータイからの移行が進んでいるスマートフォンもこうした新しいトレンドへの節目のひとつになるが、NTTドコモについては昨年末に超高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したスマートフォンが登場したことにより、従来以上に動画を中心とした映像コンテンツを積極的に利用するユーザーが増えている。フルタッチスタイルを採用するスマートフォンは、一般的な折りたたみやスライド式のケータイに比べ、画面サイズが大きいことから、従来から動画視聴に対するニーズが高かったが、受信時最大75Mbps(屋外では受信時最大37.5Mbps)というパフォーマンスが得られるXiサービスに対応したスマートフォンであれば、一段と快適に映像コンテンツを楽しめるからだ。

 また、ケータイやスマートフォンといったモバイルデバイスで楽しむ映像コンテンツも多様化が進んでいる。ケータイで楽しめる映像コンテンツと言えば、多くのモデルに搭載されてきたワンセグのほかに、YouTubeをはじめとしたインターネット上の動画共有サイトが中心だった。しかし、より高解像度の映像を再生しやすいハイスペックなスマートフォンが全世界的にも増えてきたこともあり、動画共有サイトではユーザーが撮影したものだけではなく、さまざまな企業や団体などが制作する高品質な映像コンテンツがここ数年で急激に増えた。なかでも映画の予告編やミュージックビデオなどは映画会社やレーベルが積極的に高品質な映像コンテンツを提供しており、ひと昔前からは考えられないほど、多彩なコンテンツを楽しめるようになっている。

 さらに、有料で楽しめる映像コンテンツも増えている。たとえば、NTTドコモはスマートフォン向けサービス「dマーケット」において、月額525円で約5000タイトル以上が楽しめる「VIDEOストア」を提供してきたが、今夏から月額420円で利用できる「アニメストア」も開始しており、約500タイトルを見放題で提供している。月額980円で視聴できる「hulu」なども非常に人気が高い。

 そして、放送コンテンツについても従来はワンセグのみだったが、今年4月には日本初のスマートフォン向け放送局「NOTTV」も開局しており、NTTドコモでは今年3月の「AQUOS PHONE SH-06D」を皮切りに、対応端末を次々とリリースしている。サービス開始から間もないため、視聴エリアはまだ限られているが、ワンセグよりも高品質な映像を楽しめるうえ、週末のJリーグなどのスポーツ番組なども充実しており、徐々に人気を拡げつつある。

AQUOS PHONE sv SH-10D

 今回、NTTドコモから発売されたシャープ製のXi対応スマートフォン「AQUOS PHONE sv SH-10D」は、まさにこうした多様な映像コンテンツを快適に楽しめるように作られたモデルだ。ネーミングに加えられた「sv」というキーワードは、「Super Viewer」の頭文字を取ったもので、ハードウェアのスペックから機能、ユーザーインターフェイスに至るまで、多彩な映像コンテンツを快適に楽しめることを追求した仕様となっている。もちろん、スマートフォンとしての基本的な使いやすさやパフォーマンスについては、国内でもっとも早くからAndroidプラットフォームを手掛けてきたノウハウを十分に活かしており、エンターテインメントに強く、はじめてのユーザーにやさしいスマートフォンとして、仕上げられている。

大画面なのにコンパクトなポリゴンシェルデザイン

 多彩な映像コンテンツを快適に楽しめるようにするには、スマートフォンにもいろいろな要素が求められるが、SH-10Dは、ボディデザインからシャープならではのこだわりが感じられる。

 ボディはフラットなフルタッチスタイルのスレート(板状)タイプだが、ボディの四隅をカットし、背面のデザインを絞り込んだ「ポリゴンシェルデザイン」を採用することにより、手に持ちやすく、操作しやすい形状にまとめている。本体には約4.5インチで720×1280ドットのHD表示が可能なCG Silicon液晶が搭載されているが、ボディ幅は昨年夏に発売されたAQUOS PHONE SH-12Cと同じ約64mm、厚さについては今夏発売のAQUOS PHONE ZETA SH-09Dの約10.8mmよりも薄い約9.9mmに抑えられている。手に持った印象もスリムで手になじむボディ形状と言えるだろう。

 ボディ周囲にはORANGE、BLACK、WHITEのボディカラーに合わせたフレームが備えられ、フラットな画面に映像が浮かび上がるようなデザインに仕上げられている。本体上面にはmicroUSB外部接続端子、右側面には電源キーと音量UP/DOWNキー、右上の角には伸縮式のワンセグ/NOTTV対応アンテナが格納されている。ちなみに、ステレオイヤホンを接続したいときは、Bluetooth対応ヘッドセットを利用するか、microUSB接続端子に付属のアンテナ付きイヤホン変換ケーブルを接続する。

ボディの四隅をカットし、背面のサイドを絞り込んだデザイン

本体の厚みは約9.9mmに抑えられており、手になじむボディ形状と言える

写真のボディカラー「ORANGE」は、背面がマットな仕上げ

SH-10Dは、本体内蔵アンテナのみでも十分安定してNOTTVが試聴できた

SH-10Dを同梱の「Viewer Dock」にはセットした状態

 本体左側面には「Viewer Dock」と呼ばれる付属の卓上ホルダにセットしたときの接点が備えられている。卓上ホルダが付属していることからも想像できるように、SH-10DはIPX5/IPX7等級の防水、IP5Xの防じんに対応しているが、これまでのスマートフォンに提供されてきた卓上ホルダは、主に充電するためだけの機能しか搭載されていなかった。これに対し、Viewer Dockは本体のものとは別に、ワンセグとモバキャス(NOTTV)対応のアンテナが内蔵されており、いずれも視聴アプリを起動し、アンテナを伸ばせば、安定した受信状態で視聴できるという。ちなみに、これまで発売されたNOTTV対応スマートフォンを東京・世田谷の筆者宅で試したところ、いずれのモデルもワンセグが安定して視聴できるのに対し、NOTTVは机に置いた上では今ひとつ安定せず、手に持ったり、部屋の少し高い位置にセットしないと安定しない状況だった。これに対し、SH-10Dは本体内蔵アンテナのみでも十分安定しているうえ、Viewer Dockにセットして、Viewer Dockのアンテナを伸ばせば、卓上テレビの感覚でワンセグもNOTTVも安定して視聴することができた。ちなみに、Viewer Dockのアンテナについては、NOTTV視聴時はフルに伸ばし、ワンセグについては先端部を一段、収納した状態が適しているそうだ。これはNOTTVとワンセグの使われている放送波の周波数が違い、最適なアンテナの長さが異なるためだ。

 SH-10DのViewer Dockは、このワンセグ/NOTTV対応アンテナ搭載に加え、本体をセットしたときに新着動画などの情報を表示する「Dock to play」、外部メモリーに保存した動画や写真をスライドショーで楽しめる「チャージングシアター」という機能も利用することができる。

充実のハードウェア

 さまざまな映像コンテンツを楽しめるSH-10Dだが、ハードウェアのスペックも充実している。

 モバイルデータ通信は前述の通り、NTTドコモが提供する超高速データ通信サービスのXiに対応しており、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsでインターネットを利用することができる。インターネット上で公開されているストリーミング映像などをスムーズに視聴できるのはもちろんだが、LTE方式の低遅延の特徴を活かせば、オンラインゲームなどで利用するときにもアドバンテージになる。ちなみに、SH-10DをはじめとするXi対応スマートフォンは、Xi対応エリアでしか利用できないというわけではなく、それ以外のエリアでは受信時最大14Mbps、送信時最大5.7MbpsのFOMAとして利用できる。切替操作も必要なければ、パケット定額サービスもXi対応の「Xiパケ・ホーダイ」などを契約していれば、どちらのエリアで利用しても同じように定額制が適用される。

 Wi-FiについてはIEEE802.11b/g/nに対応しており、AOSSとWPSによる簡易設定にも対応する。NTTドコモが提供する公衆無線LANサービスについては、設定画面の[ドコモサービス]-[docomo Wi-Fiかんたん接続]に必要な情報を入力し、ホーム画面にウィジェットを設定しておけば、エリア内に入ったときにウィジェットをタップするだけで、簡単に接続することができる。

 CPUは米QUALCOMM製ベースバンドチップ「SnapDragon」シリーズの第四世代となる「SnapDragon S4 MSM8960 Krait」の1.5GHzを採用する。昨年までに登場したスマートフォンの多くは、シングルコアを採用しているのに対し、MSM8960は非同期デュアルコアを採用しており、2つのコアを効率良く稼働させることで、消費電力を抑えながら、高いパフォーマンスを実現している。本体メモリも8GBを搭載しており、複数のアプリもストレスなく、アップデートすることができる。

約4.5インチでHD表示のディスプレイを搭載

「sRGB基準」に合わせてチューニングし、実物の色に近づけた表示を可能にする「ナチュラルカラーモード」を搭載

独自の音楽プレイヤー「Music'n Player」では、「Dolby Moline v3」に対応しており、さまざまなプリセットが用意されている

約0.4秒で起動する「ON速起動」に対応した1210万画素カメラを搭載する

 ディスプレイは約4.5インチで720×1280ドットのHD表示が可能なCG Silicon液晶を搭載する。一般的に、人間の眼で識別できる高精細さは300ppi程度と言われているが、SH-10Dの液晶ディスプレイはそれを上回る329ppiを実現している。実際に、昨年発売されたフルワイドVGAやワイドVGAのディスプレイを搭載するモデルと見比べると、一目でわかるほど高精細で、映像コンテンツを再生したときのクオリティは高くなっている。これまでのシャープ製スマートフォンやケータイのSHシリーズに搭載されてきた液晶ディスプレイ同様、対環境性能についても考慮されており、屋外でも環境に合わせてコントラストを調整する「アウトドアビュー」、前面パネルと液晶を直接、貼り付けることで、空気層をなくし、太陽光の乱反射やバックライト光のロスを抑える「リフレクトバリアパネル」を採用する。交通機関などでのぞき見が気になるときは、ステータスパネルから「カラーベルビュー」を切り替えれば、周囲にはカラフルなフィルタ画像が表示され、メールなどの内容を見られる心配もない。

 ディスプレイ関連で、もうひとつ特筆すべきは、同社の液晶テレビ「AQUOS」で培われたノウハウを活かした画質調整技術として、最新の「SVエンジン3」が搭載されたことだろう。スマートフォンは従来のケータイに比べ、ディスプレイサイズが大きいため、今まで以上にインターネット上のオンラインショッピングなどを利用するケースが多いが、スマートフォンで表示したときと実際の商品で、色の印象が異なるといったことが起きる。これは機種ごとにディスプレイの色彩の調整が少しずつ異なるためだが、SVエンジン3では色空間の国際標準規格である「sRGB基準」に合わせてチューニングをした「ナチュラルカラーモード」を搭載することで、ディスプレイごとの色彩の違いを解消し、実物の色に近づけた表示を可能にしている。ちなみに、sRGB規格はパソコンで標準的に使われており、多くのスマートフォン向けサイトもパソコンで製作されているため、スマートフォンのディスプレイ側をsRGBに調整すれば、制作者が意図した色彩で商品が表示されるという考えだ。

 さらに、SH-10Dは「観る」ディスプレイだけではなく、「使う」「触れる」ディスプレイとしてもしっかりチューニングされている。シャープ独自のタッチ操作のチューニング技術「ダイレクトトラッキング技術」により、タッチ操作に対するレスポンスの良さとなめらかなスクロールを高い次元でバランスさせている。スマートフォンではWebページや地図、写真、TwitterやFacebookなどのソーシャルサービスのタイムラインなど、画面をフリックして、スクロールさせる操作を頻繁に使うが、こうした操作のとき、指の動きと同じように連動して画面が動き、ストレスなく使えるようにしている。このあたりはザウルスをはじめとしたPDA時代を含め、長くタッチパネル製品を開発してきたシャープならではのノウハウが活きている部分だ。

 そして、ディスプレイと密接に関わる機能として、SH-10Dはシャープ独自の「エコ技」機能が搭載されている。シャープは昨年の冬モデルからエコ技と呼ばれる独自の省電力機能を搭載することにより、スマートフォンの弱点と言われるバッテリーの消費を改善し、着実に評価を高めてきた。エコ技には「標準」「技あり」「お助け」の3つのモードが用意されており、「技あり」モードではディスプレイのバックライトをきめ細かくコントロールするほか、バックグラウンドで動作するアプリの制御などにより、電力消費を効率良く抑え、「標準」モードよりも実使用時間を延ばすことを可能にしている。SH-10Dの場合、「標準」から「技あり」に切り替えるだけで、約13%も実使用時間を延ばしている。電池残量によるモード切替をはじめ、設定した時間帯にモードを切り替えるタイマー設定、低消費電力モードで利用できる省エネWi-Fiなど、ユーザーの使い方に合わせて、省電力を可能にしている。

 また、映像コンテンツを楽しむときに欠かせないオーディオ機能については、ホームシアターに相当するバーチャル5.1chサラウンドが楽しめる「Dolby Mobile v3」に対応しており、ステレオイヤホン利用時には今までにない臨場感のあるサウンドが楽しめる。Bluetoothについては高音質化を可能にする「aptXオーディオコーデック」に対応する。ちなみに、音楽再生については独自の音楽プレーヤー「Music'n Player」が搭載されており、長時間の音楽再生を可能にする「LPA(Low Power Audio)技術」の採用により、約43.5時間の連続再生に対応する。ドライブ中に便利なFMトランスミッターにも対応しており、音楽を存分に楽しめるように仕上げている。

 「観る」楽しみを自ら作り出す機能として、カメラも充実している。SH-10Dには、裏面照射型CMOSセンサーと画像処理エンジン「ProPix」の組み合わせによる1210万画素カメラが搭載される。スマートフォンではカメラ機能の起動に手間取る機種も多いが、SH-10Dは今夏からシャープが採用しているホームアプリ「FeelUX」を設定しているとき、ロック解除画面からわずか約0.4秒でカメラ機能を起動できる「ON速起動」に対応しており、撮りたい瞬間を逃すことなく、撮影することが可能だ。撮影モードについても多彩なモードが用意されているが、なかでも一度、試してみて欲しいのが「HDR撮影」だ。HDRは「High Dynamic Range」の略で、写真を撮影するとき、露出の違う写真を複数枚、撮影し、それぞれを合成することで、明暗の差がハッキリと出る表現力豊かな写真を生成することができる。

 撮影した写真は「ギャラリー」や「おまかせアルバム」などのアプリで確認することができる。おまかせアルバムは撮影した静止画や動画を人物やイベント、位置情報などに基づいて、振り分けて整理ができる。SH-10Dの場合、1210万画素カメラで撮影する最大サイズは、3000×4000ドットになり、ファイルサイズも2MB以上になるが、この写真をそのままiモード端末にメールで送ると、相手によっては受信できなかったり、ブログなどに投稿するときも表示が崩れてしまうようなケースがある。そこで、SH-10Dにはギャラリーのアプリから起動できる「画像編集」アプリが用意されており、同じ画角のまま、VGAやQVGAサイズにリサイズすることができる。ちなみに、「画像編集」アプリでは「顔かくし」や「プチエステ」、「スタンプ」、「落書き」などの機能も用意されており、撮影した写真の人物を隠したり、メッセージを書き加えるといった楽しい使い方もできる。また、本体のmicroUSB外部接続端子に、市販のMHL-HDMI接続変換アダプタを接続し、HDMIケーブルで家庭の薄型テレビなどとつないで楽しむことも可能だ。

追求された使いやすさ

 観る楽しさを追求したSH-10Dは、はじめてのユーザーにもスマートフォンの買い替えユーザーにも使いやすい環境を整えている。

 まず、ホームアプリについては、NTTドコモのスマートフォン標準の「docomo Palette UI」に加え、シャープが今夏から搭載している「Feel UX」もプリセットされている。Feel UXについては、別途、掲載しているレビュー記事を参照していただきたいが、ロック画面に相当するウェルカムシートからロックを解除すると、アプリケーションシート、ウィジェットシート、ショートカットシートの3つのシートで構成されたホーム画面が表示され、左右にフリックすることで、それぞれのシートを切り替えることができる。使いはじめたときは、アプリケーションシートからアプリを選ぶかもしれないが、慣れていくと共に、必要なアプリをショートカットシートに設定し、ウィジェットシートによく使うウィジェットをレイアウトすれば、スムーズに利用できるようになる。ちなみに、すでにAndroidスマートフォンを利用したことがあって、Android標準、もしくはそれに近いホームアプリを利用したいときは、「SHホーム」がGoogle Play(旧Androidマーケット)に公開されているので、そちらをダウンロードして、利用するのも手だ。

NTTドコモスマートフォン標準の「docomo Palette UI」

シャープ独自の「Feel UX」

Android標準に近い「SHホーム」

 同じく、ユーザーインターフェイスに関わるところでは、ブラウザを便利に使うための「クイックツールボックス」もおすすめだ。Webページを閲覧中の「戻る」「再読込」「ブックマーク」といった機能をすばやく呼び出せるようにしたもので、画面の端からスライドさせると表示される。左右のどちらの端からでも表示できるので、右手で持つ人も左手で持つ人も簡単に使うことができる。

 こうしたシャープならではの独自の工夫として、非常に便利なのが文字入力に新たに採用された「文辞技」だ。スマートフォンで文字入力をするには、一般的に画面に表示されたテンキーやQWERTYキーのソフトウェアキーボードを使うが、ある程度、使い慣れてくると、日本語はテンキーでフリック入力、アルファベットはQWERTYキーといった具合いに、頻繁にソフトウェアキーボードを切り替えるようになる。そこで、SH-10Dではソフトウェアキーボードを上下左右に端から端までドラッグすることで、このソフトウェアキーボードや入力方式を簡単に切り替えられるようにしている。左右のドラッグではテンキーとQWERTYキー、上方向は手書き入力、下方向は音声入力に切り替えられる。手書き入力については、「会ぎ」のように漢字とかなが混じった状態で入力しても「会議」と認識される。また、新規メールを作成するとき、通常は変換候補などが表示されない状態でスタートするが、文辞技では「いきなり予測変換」により、メールでよく使う言葉がすぐに変換候補として表示される。

ブラウザ画面の端から指をスライドさせると表示される「クイックツールボックス」

ソフトウェアキーボード上で、上下左右に端から端までドラッグすることで、入力方式を簡単に切り替えられる

メールでよく使う言葉を、文字入力せずにすぐに変換候補として表示する「いきなり予測変換」

映像から音楽、写真に至るまで、多彩なエンターテインメントが思いきり楽しめる「AQUOS PHONE sv SH-10D」は買い!

 わずか数年の間に、スマートフォンが一気に支持を拡大してきた背景には、これまでのケータイとは違った可能性を秘めていることがユーザーに伝わったことが挙げられる。「もっとインターネットが便利に使える?」「ソーシャルサービスが快適で楽しい?」「マップで大きな画面で見やすい?」「アプリで自分だけのスマートフォンにできる?」など、使う人によって、その期待はさまざまだが、なかでも映像や音楽、写真といったエンターテインメントについては各社が多彩なサービスを提供し始めたことで、その可能性は大きく拡がっている。SH-10Dは、まさにそういった多彩なエンターテインメントを思いきり楽しめるように作り込まれたスマートフォンだ。基本的なスペックの高さもさることながら、手にフィットする個性的なポリゴンシェルデザイン、はじめてのユーザーにも使いやすい「Feel UX」など、ユーザーが持つ喜びや楽しさもしっかりと追求されたモデルだ。これからスマートフォンに移行するユーザーはもちろん、もっと快適に使えるスマートフォンを求める買い替えユーザーにもぜひ体験してもらいたい一台だ。

ボディカラーは、ORANGE、BLACK、WHITEが用意されている

 

法林岳之
1963年神奈川県出身。携帯電話をはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 7」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS PHONE SH-01D スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150」(2012年1月19日発売)、「できるポケット au AQUOS PHONE IS13SH スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150」(2011年12月9日発売)などのスマートフォン関連も数多く執筆。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。

 

■関連情報
□docomo NEXT series AQUOS PHONE sv SH-10D 製品情報(NTTドコモ)
 http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/sh10d/
□docomo NEXT series AQUOS PHONE sv SH-10D 製品情報(シャープ)
 http://www.sharp.co.jp/products/sh10d/
□シャープ 携帯電話 NTTドコモラインアップ
 http://k-tai.sharp.co.jp/lineup/docomo/

■関連記事
□エンタメ志向のXiスマホ「AQUOS PHONE sv SH-10D」
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120516_532900.html

 

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