スタパ齋藤のバンナイズ野郎Z File.01ガジェット好きならドハマり間違いナシな“バンナイズ”とは!?

はいはいはいバンナイズ製品使いまくりのワタクシが通りますよ、ちょっとそこすいませんね、ハイごめんなさいね、はいはいはい、とかイミフな書き出しをするワタクシは、何を隠そうバンナイズ製品超愛好家であり、バンナイズ本家ウェブサイトでコラムを連載していたりします。え? バンナイズって何、とな!?

バンナイズは、1992年から続くバッグメーカーで、主に帆布のトートバッグやデイパック、バリスティックナイロンのバッグなどを作っています。現在ではバッグ類に加えて各種ケース類も豊富。とりわけスマートフォンやタブレット、あるいはポータブルヘッドホンアンプや高品位イヤホンの専用ケースなど、電子機器の専用ケース類でもよく知られているブランドになっています。

これがスタパ齋藤のバンナイズコレクション!……のごく一部。まだまだこの数倍のバンナイズコレクションを所蔵しているとかいないとか

裏話的なアレですけど、バンナイズの社長兼プロダクトデザイナーの多田氏は、無類のデジタルガジェット好き。カメラにPCにスマホにタブレットにポタアンにと、そちら方面を攻めまくりで使いこなしまくり。と同時に、ビシッと気持ちいい使い勝手の各機器専用ケースを速攻で開発し、製品化しちゃうんです。

また、バンナイズのほぼ全ての製品は、日本国内で職人が手作りしています。作りが非常にイイのと同時に、多品種少量生産が可能なんですな。というわけで、市場にあまり数が出ないようなデジタル製品で、製品メーカーでさえ専用ケースを作らないようなものでも、バンナイズだと専用ケースが買えたりするんです。

ヒッジョーに強力なミシンでひとつひとつ丁寧に作られているのだ

具体的には、スマートフォン用ケースデジカメケースタブレットケースデジタルオーディオプレイヤーやポータブルヘッドホンアンプやイヤホンなどのケースなどなど、イロイロ。「量販店でデジタル製品用ケースを探したけどなかった……けどバンナイズでチェックしたらピッタリのがあった!!」なんてコトが非常に多いわけですな。

というわけで、ガジェット好きが多く集まるインプレスのサイトでも、いろいろなバンナイズ製ケースやバッグを紹介したいよネ、的な流れでImpress Watchにてバンナイズ製品を紹介することになった次第。良さげな製品をビシバシご紹介しますんで、以後よろしくお願いいたします〜♪

バンナイズ製品のどこがイイのか?

ワタクシの場合、「アホかっ!!」とゆ〜ほどバンナイズ製品を多々使ってます。もちろんほぼ全部自分で買ってますヨ。たま〜に多田社長が「これ使ってください」とかスマートフォン用ケースくれたりしますけど。さておき、なんでこんなに多々使っているのか?

ひとつは、少々前述しましたが、ふつーは無いようなマニアックなハードウェアの専用ケースがあるからです。「SIGMA dp2 Quattro用縦型キャリングケース」とかあるんですよ。「Nikon 1 V3用各種ケース」とかも。ほかにもイロイロ、「ほかを探してもまず無いような専用ケース」が多々あるんです。

当然、iPhone用ケースなんかもあります。アップル製品用ケースのページを見ると、「えっ、1社でこんなに!?」ってほどの品数が!! ありまくりです。

もうひとつ、バンナイズ製品の多くは活用上の制限が少ないこと。ユーザーが自由に使えるよう、さらにはカスタマイズできるよう、幅広い汎用性を備えているんです。例として、「完全無欠の iPhone6 用薄型キャリングケース」や「完全無欠の iPhone6 Plus 用薄型キャリングケース/コンパクト」を見てみましょう。

このケース、端末を入れて手で持っても、腰のベルトから吊しても、バッグインバッグ的にも、あるいはバッグやリュックのストラップなどに装着しても使えます。利用スタイルがマルチな感じ。

これも裏話ですが、腰ベルト吊り下げタイプとかバッグストラップ装着タイプとか、それぞれの利用スタイルごとにケースがあったりするじゃないですか。この現状に対し、プロダクトデザイナーの多田社長は「あれはイラッとしますね〜、どういうふうにでも使えるように作っとけ!! って思いますね〜」とのこと。確かに。そういうわけで、バンナイズ製のケース類は、まず利用スタイルにおいて非常に汎用的なんです。

例えばこの「デジアナ格納庫-9 Teddys Model/T1-E」は、ショルダーベルト取り付け用のバックルが1コ+D環が計5コも装備! いろんな装着の仕方が可能になっている

あと裏話ツイデに書きますと、多田社長は「ケースへの出し入れの使用感がイイ感じでないとイラッとキますね〜」とも言う人ですな。時には「ユルユルはイヤ」であり、時には「キツキツはイヤ」みたいな。使用感について比較的に強いワガママさん。またある時は「こう、スーッと、イイ感じで、いちばんちょうどいい出し入れ感がいいですね〜」とか言ったりして、なんのこっちゃイミフって感じです。

しかし、バンナイズ製ケースには、そういう微妙な使用感の調整ができるものが非常に多くてビックリ。上記のようなワガママを持つ人がデザインしているので当然かもしれませんが、しかしまあ細かく調節できるんですな。使ってみると「なるほどそういうコトか」と驚きます。

たとえば、iPhoneケースの場合、「本体の幅調節機能」が搭載されています。ケース幅を緻密に調整できる機能で、iPhoneの出し入れ感を微調整できるんですな。結果、iPhoneを軽々出し入れすることも、安心感を伴うきつさで収めることも、自由自在。好みの出し入れ感に調節できます。

また、iPhoneがハダカでも、シリコンケース装着状態でも、ハードケース装着状態でもOK。どの場合でも「自由な出し入れ感」に調節できるんです。出し入れ感にこだわらないとしても、分厚いハードジャケットを装着していてもフツーに使えるよう調節できます。

  • 「完全無欠の iPhone6 用薄型キャリングケース」および「完全無欠の iPhone6 Plus 用薄型キャリングケース/コンパクト」の場合、両サイドがガバッと開き、ベルクロで固定して微妙なサイズ調整が可能
  • さらに「完全無欠の iPhone6 Plus 用薄型キャリングケース/コンパクト」の場合、底面にぬめ革でマチが作られているので、ケース等を装着して厚みが増していてもスッと底まで入る。さらにさらに、ケースに入れたままLightningケーブルを差し込んで充電も可能

利用スタイルがマルチであるのに加え、出し入れ感も自在。使い勝手全体をユーザー自身で好みの方向にもっていける、凄い自由度のiPhoneケースですな。また、バンナイズ製品の多くに、そういう自由度の高さがあるんです。

ほかにも、日本国内で職人が一品一品手作りしているからこその作りの良さとか、多田社長がイラッとしながら取捨選択しているからこその素材の良さとか、あと社員のほとんどが女性だからこその「意外にカワイイ製品が多い」という楽しさとか、いろいろな良さがあります。けど、そんなこんなはまたいずれ、ってコトにして、次にワタクシが使用中のバンナイズ製品をご紹介してみたいと思います。

やっぱり便利な完全無欠のカスタムバッグ

ワタクシが常用しているバンナイズ製品は、まず「完全無欠のカスタムバッグ」シリーズですな。カスタマイズ性が高く、いろいろな用途に汎用できるショルダー/手提げバッグです。主に幅のサイズ違いで6種類ありますが、目的に応じて使い分けています。

バンナイズ野郎には定番の「完全無欠のカスタムバッグ」。サイズ違いで複数購入しさらに完全無欠なバンナイズ野郎ぶりを極めている

いろいろな利便が盛り込まれたバッグシリーズなんですけど、スゴいのが、フラップ(バッグ上部のフタ)を、前からでも後ろからでも開くことができるという機能(T1-G除く)。最近、なんか乗り鉄&乗りバスがマイブームなんですけど、電車やバスに乗るとこの機能が超役立ちまくり♪

たとえば、通常はフラップを前側からガバッと開いて使いますな。でも、混雑している電車やバスの中で、バッグをそういうふうに開くと、中身を覗かれちゃう感じがします。混雑のどさくさに紛れて貴重品盗られるかも!? ちょっとヤですよね。

そういう場合でも(T1-Gを除く)「完全無欠のカスタムバッグ」シリーズなら、フラップを手前から開けるので無問題。混雑状態でもモノの出し入れが安心&スムーズにできて非常に快適です。こんなバッグ、ちょっとほかにナイでしょ?

ちなみに、フラップとバッグ本体はベルクロ(面ファスナー)および化繊(ポリエステル)紐で留められています。縫い付けられていないので「フラップが不意に取れちゃわない?」とか思いがちですが、全然取れません。頑丈。逆にフラップ位置をかなり自由に変えられますので、ちょっと大きめのモノを入れたいという場合でも対応できたりして便利です。

  • 手前のフラップをベリッと開けられる
  • フラップと本体は固定用のヒモで結べるので、脱落の心配も無し

なお、この「フラップを前からでも後ろからでも開くことができる」という機構、「完全無欠のカスタムショルダー」シリーズや「デジアナ格納庫」シリーズなどにも採用されています。昔からある、バンナイズのお家芸的な機構ですな。

カスタマイズしまくれて便利&愉快!!

それからこの「完全無欠のカスタムバッグ」シリーズは、カスタマイズ性が非常に高いんです。カスタムパーツと呼ばれる別売品を使うと、バッグにケースやホルダーを外付けできたり、容量をアップしたり、さらに剛性を高めることもできます。

ケースやポーチを随時追加しまくれる「完全無欠のカスタムバッグ」!

例えばバッグの片側にドリンクホルダーや傘ホルダーを装着するとか、もう片側にスマートフォンケースを装着するとか、そういうコトができるわけですな。自由にバッグの使い勝手を変えられるわけです。「今日は長時間移動だからバッグにポタアンケース装着して出掛けよう」てなことも可能♪

こういうカスタマイズで、とりわけユニークなのが、フラップへのカスタムパーツ装着です。たとえば、一般的なバッグの内部は、ハンドル真下のフラップ内側にスペースが空きがちですよね。でも「完全無欠のカスタムバッグ」シリーズの場合、内側にベルクロが装着されているフラップなら、ペンホルダーやファスナーケースなど小物入れを取り付けることができます。バッグ内の無駄なスペースをなくしつつ、小物の出し入れがより快適になる一石二鳥のカスタマイズです。

  • フラップの裏側にちょっとした小物ケースやペンホルダーなどをガシガシ装着!
  • 発想次第で可能性は無限大♪

フラップの表側のカスタマイズも多彩。たとえば「ぬめ革の時計ホルダー」をフラップ表側に装着可能。バッグに腕時計ムーブメントを固定可能で、バッグを見れば時間がわかってアラ便利〜♪ みたいな。

フラップに「カードケース」を後付けすることもできちゃいます。これに交通系やショップ系のICカードを入れておくと便利ですよ〜。

  • フラップの表側に腕時計を装着
  • カードケースも装着。ベルクロで付いているので、使いたいときには取り外して使用できる
こちらのページ中程にウッ!とたじろくほどの量のカスタムパーツが! 一度ご覧あれ~

市販の多機能バッグって、モノを入れる位置がけっこー決まってるじゃないですか。「ここに財布、ここにカード類、傘はバッグの底」とか。多田社長はそういった「メーカー側のお仕着せ的な使い方」に対して常々「イラッ」としているとのこと。曰く「自由に使えるように作っといてくれ!!」と。そういうスタンスで作られているので、ここまでカスタマイズしまくり可能バッグが生まれてきたんですな。

てな感じの「完全無欠のカスタムバッグ」シリーズ。便利ですヨ♪ そして「ここにスマートフォンケースを付けて、ここにペンホルダーを付けよう」とかカスタマイズすると便利度が上がるのはもちろん、ヒッジョーに楽しいです。

では試しに「完全無欠のカスタムバッグ」をカスタムしてみましょう。用意するのは「カードケース」と「タブレットケース」(商品名不明、もしかして廃番カモ!?)と「ぬめ革の時計ホルダー」の3種
その日の用事に応じて随時パーツを追加してカスタマイズして出かけるのだ!

こんなふうな便利さと楽しさを持ったバンナイズ製品、ほかにも多々あります。ので、今後も鋭意、Impress Watch読者様に興味を持っていただけるようなバンナイズ製品をご紹介していきます。これからも、ぜひぜひよろしくお願いいたします〜♪

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。

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