Subject: [TechWire Lite:19970722] ◆TechWire Lite ―――――――――――――――――― 1997-07-22 ---☆PR☆----インプレス新刊案内--------------------------------------------- ●●●●●● PATユーザー必携!全競馬場全レースの競馬新聞が作れる●●●●●●         『JRA-VAN対応 What's 競馬王 95 Special』 レジストフリーのインプレス特別版、オリジナル競馬新聞作成機能付き予想ソフト 「What's競馬王 Special」で夏競馬はバッチリ CD-ROM付き 定価(本体3,800円+税) ★★★★★書店または → http://www.ips.co.jp/book/4817/4817.htm ★★★★★ ------------------------------------------------------------------☆PR☆---- ●IT関連記事―――――――――――――――――――――――――――――――― 01 Memphisへの道は険しい--その1 02 Intel値下げはどこまで続く?:Pentium、11月に再び値下げ 03 Netscape、Netcasterの最終ベータ版をリリース 04 ベンチャー・キャピタル企業、個人投資家を対象にインターネットで投資を募    る 05 Packard Bell NEC、DVD-ROM搭載Pentium IIを含む5モデルを発表 06 TestDrive、プッシュ技術でオンライン販売プログラムを強化 07 台湾のPowerchip、DRAM市場に参入 ●ファイナンシャル記事――――――――――――――――――――――――――― 08 テクノロジー株、先週から引き続き下落 09 将来に対する伸び悩み懸念?:Microsoft、好調な決算にもかかわらず同社株    下落 ●特集記事――――――――――――――――――――――――――――――――― 10 理想とほど遠いJavaの現実---その4 (最終回) ----☆PR☆----Information from Impress-------------------------------------- ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  ☆インプレスダイレクト ショッピングサーバー☆ ◆1冊でも送料無料!◆インプレス・MdN・リットーミュージックの商品をWWWで販売 ◆ Summer スペシャル◆毎月抽選でプレゼント/得するダイレクトプラス・ポイント ◆キャンペーン実施中◆  しかも今なら、全品●●送料無料●●でお届けします ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆今すぐアクセス!≫≫≫≫≫≫≫≫ http://www.ips.co.jp/ ------------------------------------------------------------------☆PR☆---- ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01 Memphisへの道は険しい--その1 (http://techweb.cmp.com/crw/newsite/172softw040.html) (07/14/97) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  Redmond, Wash. -- 業界筋によると、 MicrosoftではWindows95から次期OS Memphisへのアップグレードに関して派手な宣伝を行っているが、同製品出荷は Windows95の際の2億ドル・デビューにはまったくおよばないだろうとされる。  Windows95の所詮アップグレードでしかないMemphisには、Windows95キャンペーン のように市場認知度や宣伝効果を高めることは期待できない。業界関係者は、資金繰 りに苦しいソフトウエア・ベンダーにはMemphis用に最適化された新ソフト開発に消 極的となるものもあらわれるだろうとしている。  しかし、小売業者に対してはビジネスチャンスは存在する。Microsoftによると、 Memphis搭載システムは1998年まで入手可能にならないが、同OS自体は1997年のクリ スマス・シーズンには店頭に並ぶかもしれないという。MemphisはDVDやUSB (Universal Serial Bus)機能などをサポートしており、それが購買者の興味を煽る 可能性があるからだ。  ARS(Irving, Texas)でPCアナリストを務めるLaura Bennett氏は「Memphisのマー ケティングは、Windows95と比較すると、かなり難しいといわざるを得ない」 と分析 する。同製品は発売と同時に一部の気の早いユーザーにより買われるだろうが、大規 模な宣伝キャンペーンを行う必要性は存在しないとする。  また、Catalano Consulting(Sumner, Wash.)のFrank Catalano社長は、 MicrosoftがWindows95のときと同様な結果を期待しているのなら、その結果は皮肉な ものに終わる見込みが強いとみている。 同氏は「Microsoftにとって、奇跡が起こら ない限り、同様な宣伝効果を生み出すことは不可能だろう。現在、小売業者らは消費 者にWindows3.1から95へのアップグレードを勧めることで精一杯のはずだ」とする。  Catalano氏は、1月に実施されたSoftware Publishers Association(SPA)の調査 結果を引き合いに出し、米国内で使用されているIBM互換機の家庭用PCは、Windows95 を使用したマシンが全体の41%を占めるのに対して、51%がWindows3.1/3.0を使用し ていると説明する。また、残り8%はDOSかその他のOSを使用しているという。さら に、同氏によると、一般消費者は新システム搭載の新しいコンピュータ購入によるア ップグレードを好む。消費者の多くは、払った金額分だけ現行システムを使わなけれ ば、次のシステムを購入する気は起こさないという場合が多い。 (次回に続く) (By Bradley J. Fikes, TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 02 Intel値下げはどこまで続く?:Pentium、11月に再び値下げ (http://techweb.cmp.com/ebn/942/daily/071897news1z.html) (07/18/97) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  Intelは、同社OEM顧客に、先月値下げしたばかりのPentiumプロセッサ製品のさら なる18%の値下げを11月に決行すると知らせた。  今回の値下げでは、AMDのK6、CyrixのM2 MMXと直接競合するPentium MMXが中心と なる。Intelではこの値下げで、ローエンドPCへのPentium MMXの普及を狙っている。  Cowen & Co.の予測では、200MHzのPentium MMXの価格は11月の値下げ後、331ドル になる見込み。同製品は5月には583ドルで販売されており、8月から11月までは378ド ルで販売される。6ヶ月間での値下げ幅は43.2%にもおよぶ。  166MHzのPentium MMXも、5月の265ドルから8月には142ドルに、11月にはさらに121 ドルへと値下げされる。なおPentium Proの価格には変動はない。  Intelでは何年にもわたって、6ヶ月単位で新しい世代のプロセッサを提供し、消費 者にその購入を強いてきた。これは、市場での「独占的な」地位ゆえに可能であった ことで、現在のようにAMD、Cyrixなどのチップ・メーカーが徐々に対等に競争できる ようになってきている現状では、そのような戦略も難しくなってきている。また、 OEM、消費者の購入傾向にも変化があらわれてきている。  業界アナリストによると、企業はデスクトップ・プロセッサの性能に以前ほど重点 を置かなくなってきており、Compaq Computerでもローエンド製品となりつつある166 MHzシステムが今後も市場で求められていく製品となっていくであろうと見ている。 アナリストは、こうした市場の変化が、最近のIntelの製品値下げ戦略に拍車をかけ ているものと分析している。 (By Ismini Scouras,TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 03 Netscape、Netcasterの最終ベータ版をリリース (http://www.winmag.com/news/0701/0718a.htm) (Friday, July 18, 1997) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  Microsoftのプッシュ技術搭載Internet Explorer 4.0の最新ベータ版リリースに対 抗するかのように、Netscape Communicationsは7月18日、Netcasterの3版目にして最 後の一般ベータ版をリリースした。Netcasterは、同社が開発を進めてきたプッシュ 製品。  このPreview 3は機能的にはほぼ完成に近づいており、Netscapeでは今後数週間を かけてパフォーマンス調整や最終的なバグ修正を行い、8月には正式版をリリースす る予定としている。  Preview 3ではさまざまな新しいインターフェイスが採用されているが、そのうち のひとつ、チャンネル・マーカーの横に位置するインジケーター・ライトは 「成功」、「失敗」、「新しいコンテンツはまだです」という3つのコンテンツ・ア ップデート・ステータスを表示する。アップデートが失敗した場合には、クリックひ とつでその理由が表示される。  また右クリックによるメニュー表示、キャッシュ・クリア・コマンドもこのベータ 版では完全に動作するようになっている。サーバー側ではNetcasterクロウラーがサ イト上に置かれた「robots.txt」ファイルを読み、コマンドが実行できるようになっ た。  Netcasterは、Navigator 4.0、HTMLエディタ、インターネット・メール・クライア ント、ニュースリーダー、会議コンポーネントからなるNetscape Communicator Suiteに含まれている。  同スィートのベータ版は現在、Netscapeのウェブサイトで配布されている。すでに 同スィートを入手しているユーザーはNavigatorを使ってNetcasterの最新ベータのみ をダウンロードできる。 (Amy Helen Johnson,TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 04 ベンチャー・キャピタル企業、個人投資家を対象にインターネットで投資を募る (http://www.techweb.com/investor/newsroom/tinews/july/0718venture.html.body?) (07/21/97) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  近年、インターネット上での株式売買の将来性が盛んに取り上げられているが、今 回ベンチャー・キャピタル企業Technology Funding(San Mateo, Calif.)は、同社 ファンドを一般に公開し、主に個人投資家を対象にインターネット上で投資を募る。 ベンチャー・キャピタル企業のこのようなインターネットでの投資公募は 恐らく今 回が初めてのものとなる。  Technology Fundingは同社のファンドのひとつVenture Capital VI(TFVC6)を1口 あたり100ドルで最低10口から売り出すことで1億ドルの調達を目指す。同件に関して はすでに木曜日、米国証券取引委員会(SEC)からの承認を受けている。  同資金調達が実際に実施されるための最後の障害は、全米証券業協会(NASD)から の承認のみとなった。これが承認されれば、Technology Fundingは、同社ホームペー ジ(www.techfunding.com)から一般からの投資を公募する。  同社共同経営者のTom Toy氏は、個人投資家を対象にしたベンチャー・ファンドは これが初めてだと語る。  1990年代のインターネット・ブームで、ベンチャー・キャピタル業界では新会社へ の投資はリスクは高いがリターンも高いと注目されている。年度により異なるが、過 去平均15〜30%のリターンとなっている。これは、未公開の新会社を対象とした投資 が、株式公開後または買収後に多額の利益を生み出す場合が多いからである。  従来のベンチャー・キャピタル企業は裕福な投資家からの多額の資金調達を好んだ ため、このベンチャー・ブームに乗じたのは大規模な機関投資家だけであった。  しかし、18年前に設立されたTechnology Fundingは従来の業界慣習に固執せず、資 金運用コンサルタントやブローカーを通じて4万2000人以上の個人投資家からの投資 を受け、これまでに3億1500万ドルを調達している。しかし今回は、インターネット を利用することになるので、ブローカーの仲介がなくなる。  このTFVC6は、各国により証券法が異なるため一定資格を有する米国内の投資家の みが対象となる。また、TFVC6の投資家は、我慢強さが重要な鍵となるという。TFVC6 は少なくとも10年はもとがとれない可能性があると投資家に対して注意を促している とToy氏は語る。しかし、Technology Funding Venture Partners IVファンドは4年で 投資額すべてを払い戻しており、10年よりかなり早い時期に見返りが期待できるかも しれない。 (By Kora McNaughton, TechInvestor) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 05 Packard Bell NEC、DVD-ROM搭載Pentium IIを含む5モデルを発表 (http://www.techweb.com/wire/news/jul/0719nec.html.body?) (07/18/97) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  Packard Bell NECは7月21日に、ハイエンド市場をターゲットにしながらも低価格 を実現したDVD-ROM搭載Pentium IIシステムを含んだ5つの新製品を発表する。  266MHz Pentium IIを搭載したPlatinum 4200は、DVD-ROMのほか、32メガバイトの DRAM、7GBのハードディスク・ドライブを標準装備。発売は8月後半で価格は2499ドル になる見込み。ARSのPC業界アナリスト、Michael Autrey氏は4200はCompaq、 Hewlett-Packardから発売されるPentium IIシステムに比べ機能、価格面でより多く のユーザーにアピールするだろうと話している。  CompaqのPresario 4824、HPの8175はいずれもPB NEC Platinum 4200と同時期に発 売予定。Presario 4824は、233MHzのPentium II、32メガバイトのRAM、6.5ギガバイ トのハードディスク、24倍速CD-ROMドライブ、56Kbpsモデムを標準搭載し、2699ドル で販売される予定となっている。  HP 8175は233MHz Pentium II、48メガバイトのRAM、6ギガバイトのハードディス ク、24倍速CD-ROMドライブ、56Kbpsモデムを標準搭載し、2699ドルでの販売になる見 込み。両製品とも現時点ではDVD-ROMを搭載する予定はなく、価格もPlatinum 4200よ り200ドル高くなる。  PB NECのその他の新製品、R510は200MHz Pentium、DVDドライブ、32メガバイトの RAMを搭載し8月後半より2000ドルを切る価格で販売予定。これは同社のMultimediaラ インからの新製品4モデルのひとつとなっている。  同製品以外の3製品は現在出荷が開始されており来週には店頭に並ぶ予定。ローエ ンドのL197は200MHzのPentium、2.1ギガバイトのハードディスク、16メガバイトの RAMを標準装備し999ドルで販売される。S615は233MHzのPentium、5.1ギガバイトのハ ードディスク、32メガバイトのRAMを標準装備。M400は166MHzのPentium、2.1ギガバ イトのハードディスク、16メガバイトのRAMが標準装備となっている。 (By Aaron Ricadela,TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 06 TestDrive、プッシュ技術でオンライン販売プログラムを強化 (http://techweb.cmp.com/crw/news/ecom0718.html) (07/18/97) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  Mountain View, Calif. -- ソフトウエア電子販売会社のTestDriveは、同社のイン ターネット・ベースのトライアル・ソフトウエア・プログラムに、マーケティングお よび販売促進戦略の強化を狙い数々の機能をつけ加えた。  具体的にはプッシュ技術を使用することにより、TestDriveではトライアル・ソフ トウエア・ユーザーに、カスタマイズされたマーケティング・メッセージ、アップデ ート価格、またプロモーション情報が随時送信できるようになった。  また、TestDriveは7月17日に、電子商取引を行っている販売会社に向けて TestDrive/Internet Version 1.0の出荷を開始したと発表した。これら電子販売会社 には、Online Interactive、PC World Magazine、software.netなどが含まれている。 (By Bradley J. Fikes, TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 07 台湾のPowerchip、DRAM市場に参入 (http://techweb.cmp.com/ebn/942/daily/071897news7.html) (07/21/97) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  Powerchip Semiconductor Crop.(Hsinchu, Taiwan)は、自社ブランドとして発売 予定の8メガビット同期グラフィックスRAM(SGRAM)をサンプル出荷することにより、 DRAM市場に参入した。  Powerchipは、台湾企業のUmax Groupと日本の三菱電機、兼松が共同出資したDRAM 合弁事業会社で、1994年に設立された。同社は三菱電機アメリカ(Sunnyvale, Calif.)との間でも、16メガビットSGRAMの共同開発契約を結んでいる。  同社は、16、64メガビットDRAM技術を三菱から供与されている。現在、Powerchip が製造する16メガビットDRAM全製品は、2社間で交わされた契約にしたがってすべて 三菱側に販売されている。  同社研究開発副社長のBen Tseng氏によると、新戦略として今回、内部開発した8メ ガビットSGRAMは自社ブランドでシステム・メーカーに販売されるという。しかし同 氏は、三菱の開発した16メガビットDRAMを自社ブランドで販売する計画はないと語っ ている。  3-Dグラフィック・カード用に設計されたPowerchip 3.3ボルトSGRAMは、83MHzおよ び100MHzが用意される。今年末までに大量生産が開始される予定。 (By Mark LaPedus, TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 08 テクノロジー株、先週から引き続き下落 (http://www.techweb.com/investor/newsroom/tinews/july/0721market.html) (07/21/97; 4:30 p.m. EDT) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  NEW YORK -- 月曜日の大手テクノロジー株は、先週から引き続き下げ幅を拡げた が、市場全般では小幅高となった。  Nasdaqは11.75ポイント安の1536.24、ダウ工業株30種平均は小反発して16.26ポイ ント高の7906.72で取引を終了した。  ニューヨーク証券取引所では、取引終了後に決算発表を予定しているIBM株が3/4ド ル安の103 3/4ドルとなった。また、Compaq Computer株は5/8ドル高の128 3/4ドル、 ウォール街予測を1セント上回る第2四半期利益を発表したAT&T株は変化なしの34 3/8 ドルで取引を終えた。AT&Tはまた、同社の第3四半期業績が予測どおりになる見込み との発表を行っている。  Motorola株は2 3/4ドル安の79 1/4ドルで引けた。同社はIridium衛星通信計画で打 ち上げた5機の人工衛星うちの、ひとつが不通になったとの発表を行っており、それ を受け、金曜日にRobertson Stephensが同社株の格下げを行っている。  Texas Pacific Groupに5億2700万ドル、1株あたり25ドルで買収されることになっ たチップ関連企業のZilog株は1 13/16ドル安の24 3/16ドルで終了した。Texas Pacificは買収によりZilog株式の93%を取得する。Zilogはアナリスト予測を1セント 下回る第2四半期決算と本日発表している。  Nasdaqで活発に取引された銘柄では買いよりも売りが先行した。高値警戒感から Microsoft株は4 9/16ドル安の135 15/16ドルと続落、Intel株も3/4安の85 11/16ドル で終了した。地域電話市場進出に要する大幅経費が売り材料となり、MCI Communications株は1/8ドル安の33 1/2ドルと続落、同じく長距離電話会社の Worldcom株も5/16ドル安の32 7/16ドルで引けた。  ネットワーキング関連株は活発な取引を見せ、Cisco株は11/32ドル高の76 3/4、 Ascend株は1/8ドル安の49 15/16ドルとなり、3Com株は9/16ドル高の54 9/16ドルで終 了した。  Texas Instrumentsがデジタル信号プロセッサ、DRAMチップ、通信ASICなどに採用 するためRambusメモリー・インターフェイス技術をライセンス取得するとの発表を受 けて、Rambus株は7 1/4ドル高(16ドル)の52ドルで終了した。  新規株式公開を果たしたばかりの3Dfx Interactive株は、大口顧客のテレビゲーム ・メーカー、Sega Enterprisesとの契約が破棄されたとの報道が嫌気され、4 1/8ド ル安の12ドルで引けた。  金曜日に2対1の株式分割が株主に認可されたDell Computer株は3 1/2ドル高の152 5/8ドルと続伸した。 (By Kora McNaughton, TechInvestor) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 09 将来に対する伸び悩み懸念?:Microsoft、好調な決算にもかかわらず同社株下   落 (http://www.techweb.com/investor/newsroom/tinews/july/0717msft.html.body?) (07/18/97; 4:30 p.m. EDT) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  1997年第4四半期決算で好調な結果を報告したMicrosoftだが、株式市場を揺るがす ほどの好結果とはならなかった。7月18日、同社株価は6%下落し、9ドル安の140 1/2 ドルで引けた。  同社は第4四半期に、予測をわずか1セント上回る1株あたり80セントの純利益を計 上した。非公式のアナリスト予測では、1株あたり85セント前後がささやかれていた。 また、同社幹部は、売上成長率は鈍化する見込みだとしている。  一方、7月17日の決算発表で同社幹部は、株あたりの純利益だけがすべてを物語っ ているわけではないとした。同社の同四半期の純利益は10億6000万ドルとなり、前年 同期比で86%も上昇している。  これに対して、同四半期の売上高は前年同期比41%増の31億8000万ドルと、純利益 に比べると小さな伸びとなった。また、1997年通年の売上高は、前年比で31%増の 114億ドル。一方、1997年通年の利益は34億5000万ドル、またはアナリスト予測より2 セント上回る1株あたり2ドル63セントで、前年同期比で54%増加している。  同社のBob Herbold最高業務責任者(COO)は、純利益の大幅増は、製品コストの削 減により実現したものだとする。同氏は「製品コストが今年は大幅に減少した。これ は製品パッケージを従来のディスクから低コストのCD-ROMに移行させているためだ」 と語る。しかし同氏は、これ以上のコスト削減は考えにくいとも述べた。  また、来月退職予定のMike Brown最高財務責任者(CFO)は、同社1998年度決算で は、売上成長は減速する見込みだと語っている。1998年には主要な新製品の発表は予 定されていない。  同社はまた、1997年度の売上で2ケタ成長を達成したのは、Windows NTサーバー部 門の功績が大きいとした。同社サーバー売上は、前年同期比で約2倍近い18億ドルに 上昇し、出荷数も倍増した。しかし、Brown氏は、再び売上高の継続成長に警告を発 し「サーバー事業が成熟すれば、従来のPC事業と同様になる」と語っている。 (By Kora McNaughton, TechInvestor) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 10 理想とほど遠いJavaの現実---その4 (最終回) (http://techweb.cmp.com/vb/june/169cover.htm) (07/08/97) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (前回の続き) ●だからどうだというのだ?  「誰がこれ以上ケース・センシティブ言語(大文字と小文字を区別して書く必要が ある言語)を必要だというのか」と疑問を投げかけるのは、最近、「今年の Microsoft Solution Provider」に選ばれたシステム・インテグレーション企業のNew Technology Partners Inc.(Bedford, N.H.)で社長を務めるBruce Backa氏だ。  Oracle、SunまたはIBMなどの従来技術に詳しい同氏は、この新しい開発環境の利点 は一体何だろうという疑問を持つ。「こういった疑問は、Microsoftのデスクトップ ・オペレーション・システムやOfficeアプリケーションなどの問題点を解決するイニ シアチブとしてJavaを捉えた場合、とくに実感する。必ずしもよりよいソリューショ ンであるとはいえない」と同氏は語った。  Java導入を諦める以外、何も打つ手がなかったソリューション企業が存在するのも 不思議ではない。Exocom Enabling Technologies Corp.(Ottawa, Ont., Canada)の クライアント・コンサルタントを務めるConrad Bayer氏によると、半年前にJDKをダ ウンロードした同社のエンジニアたちは、再びVisual Basicに戻らざるを得なかった という。また、たとえばフォント・サポートが限られているなどのJavaの欠点を発見 しただけで、すぐにJavaを使うのを止めてしまう人もいる。  SunのVAR顧問委員会のメンバーであるDavid Falter氏などのように、Sunに忠誠を 誓っている人物でさえも、Javaを吹聴し続ける必要性に首をかしげる。New Logic Inc.(Chicago, Ill)で社長を務める同氏は「懸念材料のひとつは、Javaが再販ビジ ネスで本当に影響力を持つかどうか確信がつかめない状況なのに、Sunは再販業者に 再三にわたりJavaに対する理解を深めよと呼びかけていることだ」と語る。  Falter氏は、Javaが多くの顧客を惹きつけていることは事実だが、そのニーズに応 える段階にJavaはまだ達していないという。その結果、同社は小規模なJavaプロジェ クトにしか関わることができず、そこから計上される今年度の売上高は15万ドル程度 の見込みだという。同氏は「我々は、Javaを早急に導入しようという第1団から一歩 退き、主力事業から流れるJavaへの投資もほどほどにする予定だ」とつけ加えてい る。  他のJava支持者もこうした意見に同調する。1年前、MCI Systemhouseは戦略的な Java導入についての発表を行った。その内容は、Systemhouse Global Development Center (GDC) のインターネット/イントラネット・ソリューション・セットの中核を なすコンポーネントに、プログラミング言語のJavaおよびJava関連インタープリタ ー、プラットフォーム、ツール、アプリケーション、そしてオブジェクトを導入する というもの。GDCビジネス開発ディレクターのStuart Robson氏は、その当時「(Java は)我々が開発している強力で大規模な分散型ネットワーク・アプリケーションにと って非常に有益な言語になるだろう」と語っていた。  しかし、現在MCI Systemhouseは予定を変更し、計画の進展状況についてRobson氏 は同僚に「進展状況を語るにはまだ早すぎる」と話している。Java計画は現在進行中 で実際に進展はしているのだが、売上はいまだに生まれていない状況だ。 ●Java不信の後に待ち受けるものは?  Javaに対する態度が変わりつつあるという現実は、驚くべきことではない。結局、 Javaほど虚像や崇拝に満ちた技術イニシアチブはいままで存在しなかったということ だろう。「結局のところ、勝ち残るソリューションというのは顧客オーナーにとって もっとも低コストのものになる」と語るのはUSWebのFirmage氏。もし、Microsoftや その他のベンダーがそれを提供できれば、それはJavaでなくてもかまわない。Citrix Systems Inc.(Ft. Lauderdale, Fla.)のRoger Roberts社長兼最高取締役は「Java に関する話のいくつかは、非常に意義のある重要なコンセプトだと思う。しかし、 Javaがどのくらい速くPC市場に追いつき、同市場に対抗できるかの方がより大きな問 題だ」と語る。  同社では、既存のWindowsアプリケーションやWindows NT Serverソフトウエアを諦 めることなく、Javaのように簡易な利用および管理ができるというWinTermソフトウ エアを出している。同氏は「どんなに想像力を働かせてみても、私はJavaがPCに取っ て変わるというようなことはありえないと思う」とつけ加える。  同様な意見は、ツール、アプリケーション、またオペレーティング・システムに Javaを導入しているIBMのようなJavaの最大支持者からも発せられている。「絶対的」 Java派のIBMで、ソフトウエア国際販売経路マーケティング副社長を務めるIan Bonner氏は、最優先課題はIBM BESTeamビジネス・パートナーの問題解決をサポート することだという。しかし、「状況を誤解しないでほしい」というBonner氏は、「か れら(IBM BESTeamビジネス・パートナー)はJavaを懸命に導入しようとしているが、 ビジネスになる段階にはいたっていない。しかし、(収入はなくても)今日の請求書 は払わなければならないという現状なのだ」と話している。 (By T.C. Doyle, TechWire) Copyright 1997, CMP Media, Inc. 日本語版提供:Mitsui & Co.,Ltd. / Mitsui Comtek Corp. 無断複製を禁ず ■インプレスより―――――――――――――――――――――――――――――― ●無料体験購読申込・購読中止の方法 下記のURLのページで購読申込と購読中止が可能です。 http://www.watch.impress.co.jp/techwire/order/lite.htm 電子メールによる購読中止手続きも可能ですが、その際は、サブジェクト(表題、題 名)にSTOPと入れて停止するメールアドレスを添えて下記のアドレスにお送りくださ い。なお、メールでの配信停止には数日かかる場合がございますので、できるだけ Webをご利用ください。 techwire-japan-info@impress.co.jp ――――――――――――――― 問合せ先 ―――――――――――――――――― ad-sales@impress.co.jp      :広告関連 インプレス A&D techwire-lite-info@impress.co.jp :サービスへの問い合わせ ウォッチ編集部 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 発行 株式会社インプレス 〒102 東京都千代田区三番町20 著作 米CMP社/翻訳 三井物産株式会社 Copyright(C), 1997 CMP Media, Inc. TechWire Liteに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――