VAIOならデジタル放送チューナー内蔵機種が多彩なラインアップ

地上波デジタル放送への完全移行を来年に控え、ハイビジョン対応テレビやBlu-ray Discレコーダーの新製品が続々と登場している昨今。PCでデジタル放送を楽しみたい! というニーズも増えているようだ。

そんな中に続々と登場しているのが、デジタル放送対応VAIOラインアップだ。

デジタル放送に対応するVAIOのラインアップ。左から「type L 20.1型」、「type L 24型」、「type R」、「type A」、「type F」、「type T」、「TP1」…こんなにたくさんあるの!? と、ちょっとした衝撃を受けたりする

デジタル放送対応ダブルチューナーとVAIO AVCトランスコーダー、そしてBlu-ray Discドライブと、ハイビジョンコンテンツを楽しむための「全部のせ」が可能な「type L」24型モデル
そのラインアップの中でも、ある意味特別なのが「VAIO type L」の20.1型および24型、「VAIO type R」、そして「TP1」。この3機種ではデジタル放送チューナーだけでなく、ハードウェアで録画した動画のトランスコードが可能な「VAIO AVCトランスコーダー」が搭載されている。本来ならソフトウェアによって行われる動画のトランスコードを、専用のチップが肩代わりしてくれるのだ。

今回はそんなVAIO AVCトランスコーダーを搭載した「VAIO type L」の24型を例にとり、デジタル放送の楽しみかたを紹介しよう。

VAIOでデジタル放送を見る!

デジタル放送に対応するVAIOにはリモコンが付属。液晶テレビ感覚で使用できる
VAIOでテレビを見るためのソフトウェアが、プリインストールの「Giga Pocket Digital」だ。デスクトップのショートカットやスタートメニュー、タスクトレイのアイコンから起動してもよいが、付属のリモコンから起動するのが便利だろう。リモコンの「テレビ」ボタンを押せば、すぐにGiga Pocket Digitalが起動して、デジタル放送を楽しめる。

PCでデジタル放送を視聴するためには、まずチャンネルの設定が必要だ。初期スキャンにかかった時間は数分で、これが終わればデジタル放送を楽しむための準備は完了!

今回お借りした製品は、ディスプレイに24インチパネルを採用した「type L」で、その解像度はフルHD完全対応の1,920×1,200ドット。24インチというサイズはパーソナルルームに最適な大きさだが、普通の液晶テレビでこのサイズとなると、解像度は1368x768どまりなものが多い。このサイズでフルHD液晶パネルを採用した「type L」なら、デジタル放送の高精細感を存分に味わえる。

デジタル放送を視聴する際に気になるCPU負荷だが、心配は無用。VAIOに搭載された「インテル® Core™ 2」シリーズなら、フルHD動画の再生くらい、なんということはない。余談だが、モバイルノートPCの「type T」も、デジタル放送を視聴することができる。最近のPCの性能向上には驚くばかり。

テレビを見るためには、まず受信チャンネルの設定だ。起動時にウィザードが出なくて設定し直す場合でも、設定画面を表示して受信設定のタブを押せば、写真の画面が出る。ここで初期スキャンを行おう セットアップはウィザード形式で画面に従っていけば進んでいく。チャンネルスキャンが終われば、テレビ番組を見る準備が終了だ。
Vistaのサイドバーにテレビを格納することも可能だ。番組表も同時に表示されるので、切り替えもスムーズ。じっくり見たい番組がある場合には、元の大きさに戻せばよい テレビ視聴中にCPUの利用率を確認してみたが、微々たるものだ。テレビを見ながらほかの作業を行う。もしくは、ほかの作業を行いながらテレビを見ても、CPUのパワーが原因で作業が滞ることもない

VAIOでデジタル放送を録画する!

デジタル放送が見られるようになったら、次にやりたくなるのは当然、テレビ番組の録画。今見ている番組を録画したいときは、リモコンの録画ボタンを押すか、アプリケーションの録画アイコンをクリックすればよい。録画の終了時間を設定したり、あるいは現在放送中の番組が終わったら自動的に録画を終了したり…といったことも可能だ。

「type L」や「type R」など、ダブルチューナーが搭載されているVAIOなら、2番組を同時に録画したり、1つの番組を録画しながら裏で別の番組を視聴することもできる。

デジタル放送とデジタル放送対応VAIOの恩恵をもっとも感じられるのは、予約録画だろう。Giga Pocket Digitalでは、デジタル放送の放送波を通じて配信されるEPG(電子番組表)を閲覧しながら、簡単に録画予約が可能だ。EPGでは番組内容のサマリーも見られるのが便利。

さて、以上のような録画予約方法は、操作のちがいこそあれ、最近のデジタル放送対応PCならごく当たり前に搭載している機能だ。しかし、VAIOには二つの便利でユニークな機能が搭載されている。それが、「おまかせ・まる録機能」と「番組おすすめ機能」だ。

実際のところ、デジタル放送時代の数あるチャンネルの中から自分の見たい番組を探すのは大変だ。膨大なチャンネル数と、輪をかけて膨大な番組の数々を、ひとつひとつチェックするのは人間業では無理・無駄・無謀。

そんなときに便利なのがおまかせ・まる録機能だ。自分の興味のあるものに関するキーワードを事前に設定しておけば、そのキーワードに当てはまる番組を自動的に録画してくれるのだ。たとえばサッカーが好きなら「サッカー」。スポーツ全般が好きなら「スポーツ」という漠然としたキーワードでも構わない。好きな役者の名前を入れても、その人が出演している番組を自動的に検索して、勝手に録画しておいてくれるのだ。

また、ある程度録画データがたまってくると、Giga Pocket Digitalは使用者の趣向を自動的に読み取って、それに合わせた番組を自動で録画する機能を備えている。それが番組おすすめ機能だ。

このふたつがあれば、見たい番組の録り逃しがない上に、今まで知らなかった番組と出会う機会も増えるだろう。

おまかせ・まる録機能では、自分でキーワードを指定して追加することができる。キーワードを指定すれば、それに対応した番組を自動的に録画する仕組みだ 自動的に番組を録画する番組おすすめ機能。使用者の嗜好を読み取って解析し、使用者が好きそうな番組を選んでくれる

ちなみに、デジタル放送の録画データは、非常に容量が大きい。たとえば「type L」の場合、最大で2TBのHDDを搭載できるが、おまかせ系の機能を使い倒していると、それでも容量不足に陥る可能性は否定できない。

録画したMPEG2を手軽にAVC形式に変換できる「VAIO AVCトランスコーダー」
そこで役立つのが、冒頭で紹介した「VAIO AVCトランスコーダー」だ。これを使って、テレビ番組をトランスコードしながら録画することで、画質を維持しつつ、ファイルサイズを大幅に小さくすることができる。通常の録画したファイルは、DRモードと呼ばれる放送データと同ビットレートのMPEG2形式で保存されるのだが、VAIO AVCトランスコーダーを使って変換したAVC HDファイルは、DRモードの約1/3以下にサイズダウンできる。なお、リアルタイム変換は、2番組同時録画の際にはどちらか片方の番組でのみ可能だが、すでに録画してあるデータをあとから変換することも可能だ。

トランスコードは本来、CPUへの負荷が非常に大きな作業なのだが、VAIO AVCトランスコーダーを用いれば、専用チップでハードウェア処理するため、CPUにはそれほど大きな負担がかからない。トランスコード録画中でも、CPUのパワーに余裕があるため、同じPC上で平行して別の作業を行なうこともできる。パワーユーザーならいざ知らず、一般ユーザーの場合、デジタル放送録画用PC、仕事用PCといったように用途によって複数のPCを所持するのは難しい。VAIO AVCトランスコーダーの搭載によって、1台のPCで同時にいろいろな作業を行うことができるようになっているのだ。

VAIOでデジタル放送の録画を残す!

当初は高価だったBD-Rなどのメディアも、かなりお手頃になってきた
最後に、録画したデジタル放送を保存する方法について説明しよう。「type L」や「type R」には記録型のBlu-ray Discドライブが搭載されている。一回記録型であるBD-Rの容量は25GB。地上デジタル放送のMPEG2録画なら180分、VAIO AVCトランスコーダーで作成したAVCファイルなら、さらに長時間の記録が可能だ。録画した番組をBlu-ray Discに保存すれば、家庭用のBlu-ray Discプレイヤーで再生することもできるし(AVCファイルはプレイヤーが対応している必要がある)、HDDの容量を節約することもできる。ぜひ利用したいところだ。

今回の企画はデジタル放送を楽しむということなので、多少蛇足になるが、この機能はビデオ編集を行う際にも重宝するだろう。家庭用のビデオカメラで録画したデータをPCに取り込み、それを編集してBlu-ray Discに保存する。そんな時にもVAIO AVCトランスコーダーを使えばストレスなくサクサクと作業ができるのだ。

AVC HDファイルに変換してしまうとDVDへの書き出しはできなくなるが、保存するときにはBlu-ray Discと決まっているのなら容量の小さなAVC HDファイルに変換しておくのも手だ VAIO AVCトランスコーダーがあるので、変換も短時間で行うことができる。まとめて指定しておけば、あとはほかの作業をしていても大丈 夫だ
ビデオ一覧で残したい番組を選択し、右クリックで書き出しを選べば、Blu-ray Discへ簡単に動画を残すことができる。Discに余裕があるなら、書き出す番組の追加も可能だ VAIO AVCトランスコーダーのおかげで、書き出しは快適。CPUパワーにも余裕があるので、ほかの作業を行ったり、テレビ番組を見たりすることも可能だ

ソニーポイントがもらえるキャンペーンを利用しよう!

キャンペーンは7月24日15時まで実施中。残り時間が少ないので、お早めに!
さて、ここまで読んで、デジタル放送対応VAIOに興味をもったなら、「VAIO夏モデル ハイビジョンキャンペーン」も知っておいてもらいたい。このキャンペーンは名前のとおり、この夏発売されたVAIOのハイビジョン対応モデルを対象に行われている。

このキャンペーンでは、対象製品を購入すれば、ソニーポイントが最大15,000ポイント還元される。ソニーポイントはソニーグループ共通のポイントプログラムで、ソニーの直販サイトでソニーの製品を購入する際に使用できる。1ポイント1円として扱われるため、「type L」では最大12,000円、「type R」では最大14,000円分のポイントをプレゼントで貰うことができる。巷で噂のエコポイントは、テレビなどが対象で、PCは対象外となっており、がっかりする人もいるだろう。そんな人にはこの機会をぜひ利用してエコポイントの代わりにソニーポイントをゲットしてほしい。

山本 倫弘

プログラマ、SE、雑誌編集を経てライターに転進。しかし転進後もプログラムやSE、雑誌編集を生業としているよく分からない状態が続いている。ダイエットのために制限している、月一回の宅配ピザが好物。
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