写真家・若林直樹 青い沖縄を切り取った!
~α900と4つのレンズによる作例集~
第4回:ズームレンズ(70-400mm F4-5.6 G SSM) SAL70400G
(8/06)
α900と4本のレンズをたずさえ、初夏の沖縄の離島を渡り歩いた本連載も最終回。最後に紹介するのは70-400mm望遠レンズ(SAL70400G:70-400mm F4-5.6 G SSM)だ。このレンズで撮った沖縄の写真をお見せしよう。
ズームレンズ(70-400mm F4-5.6 G SSM)「SAL70400G」。400mmという超望遠ズームもさることながら、最短撮影距離は1.5mと、遠近ともにOKなレンズだ →製品情報を見る
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α900本体に装着。さすがにかなりの威圧感、しかしこれがカッコイイ
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「SAL70400G」は、中望遠域の70mmから超望遠域の400mmまでをカバーするズームレンズ。70mm側でスナップやポートレートなどに用いたり、400mmの望遠側で遠くの対象を撮るのに適している。
開放絞り値はf4.0からf5.6と、400mに近くなるほど、ややもすると暗くなるが、α900のファインダーの明るさも手伝って、ほとんど気になることはなかった。絞り羽は9枚羽の円形絞りなため、丸く奇麗なボケを作ってくれる。レンズ構成の前面側2枚がEDガラスで、色収差は補正され、コントラストやシャープネスなどにおいて、ズームレンズの弱点を感じさせない仕上がりだ。これまで望遠レンズだと、超望遠ズームのオートフォーカスが定まらず、マニュアルフォーカスで撮影していたが、このSAL70400Gはレンズ内蔵「SSM:超音波モーター」でオートフォーカスがビシバシ決まってしまう。ワンボタンでマニュアルフォーカスに切り替えもでき、使い勝手は非常に良い。もう1つ気に入ったのが「最短撮影距離 1.5m 」で、このクラスでは最短かもしれない。「もしかして凄く寄った写真も撮れるかもしれない」とワクワクしながら試したら、良い感じの写真が撮れた!
それでは、写真をご覧いただこう。今回はRAWで撮影し、Image Data Converter SR ver3.0を使用してRAW現像・JPEGで保存している。
※サムネイルをクリックすると、画像を表示します。
※ファイル容量の都合上、撮影画像をリサイズして掲載していますが、一部画像については原寸のものへのリンクをつけています
※作例写真はAdobe RGBで撮影しています。表示するパソコンモニターによっては色が違って見える場合があります。
1/1600 f5.6 ISO200石垣島最北端の平久保崎灯台を70mmで。灯台壁面の質感まで良く描写している。 |
1/1000 f5.6 ISO200左の写真と同じ位置から「400mm」で撮影。これが400mmの威力。 |
冨崎から見た夕日1/1000 f6.3 ISO200 RAW現像時に彩度をやや上げて夕日の色あいを強調して仕上げてみた。 |
西表島にいた男前のヤギ1/800 f13.0 ISO400 400mm 手前の花や緑のボケは円形で奇麗に出ている。 |
アカショウビン1/320 f6.3 ISO800 400mm 新城島の森でアカショウビンに出会った。急いでレンズを替え、忍び足で近づいたが、ここからさらに近づいたところで飛び去ってしまった。 →原寸サイズ |
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新城島のヤモリ1/320 f5.6 ISO800 400mm ヤモリのシルエットは、赤い葉とのコントラストを強調。 |
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新城島の海岸1/500 f13.0 ISO200 70mm 浜と岩と空と海、ここは人のいない別世界。残念ながら風や波浪で海はやや白濁している。もう一度凪の時に撮影したい場所だ。 |
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竹富島のシーサー1/800 f6.3 ISO200 230mm 民家の屋根にあるシーサー。望遠ズームは散策しながらスナップ的に撮るのに便利である。 |
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トックリヤシモドキの花1/160 f5.0 ISO200 160mm Dレンジオプティマイザーはアドバンスオートに設定して、背景が沈みすぎないように撮影。 |
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由布島の水牛1/400 f5.6 ISO200 360mm 島渡しの水牛たちは池で一休み。濡れた毛の質感が良く出ている。 →原寸サイズ |
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犬と出漁?1/250 f8.0 ISO200 230mm 西表島 こういったシーンは望遠ズームだからこそ撮りやすい。 |
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由布島と水牛車と小浜島1/800 f8.0 ISO200 300mm こういったシーンを撮るときは、先にズーミングをいろいろ試して画角を決め、水牛車がほどよい位置に来るのを待って撮っている。 |
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1/125 f5.6 ISO200 300mm干潮で露出した気根、そして木漏れ日に根付いたマングローブの新しい命が光を浴びている。遊歩道からの撮影でズームならでの画角(フレーミング)作りができる。 |
蟹籠と海1/2500 f6.3 ISO200 70mm D-レンジプティマイザーはアドバンスオートだが、RAW現像時に岩と籠が見えるぐらいに調整し直してみた。このレンズだからこその撮影シーン。 |
マングローブと原生林1/1000 f5.0 ISO200 100mm 西表島には小さな川沿いにもマングローブの木々が根を広げている。 山の上までは画角に入れないことで、原生林の広がりを表現してみた。 |
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限界まで近づきシオマネキを撮る1/320 f5.6 ISO200 400mm 干潮でヒメシオマネキなどの蟹が沢山見られたが、近づくとすぐに隠れてしまった。あきらめずに、このレンズの最短距離1.5mmでじっと待つと、穴に逃げ込んだシオマネキの雄が出てきた。 |
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雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、我が家で生まれた5匹と暮らす。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://homepage2.nifty.com/nao-w/ |


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