写真家・若林直樹 青い沖縄を切り取った!
~α900と4つのレンズによる作例集~
第2回:マクロレンズ(50mm F2.8 Macro)SAL50M28
(7/23)
α900とレンズ4本を携え、初夏の沖縄の風景を撮り下ろした本連載。第2回目は、50mmのマクロレンズ(SAL50M28:50mm F2.8 Macro)で撮った沖縄の写真をお見せしよう。
SAL50M28:50mm F2.8 Macro。被写体を美しく撮りたいなら、やはり単焦点マクロレンズは欠かせない →製品情報を見る
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α900本体に装着。コンパクトで持ち運びは苦にならない
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マクロレンズと言えば「50~60mm Macro」か「100~105mm Macro」が一般的だ。どちらを持って行くか悩んだが、今回持って行くレンズのラインナップを考えると、16mm~35mmと70mm~400mmのレンズがあり、35mmから70mmの間が抜けていたので、50mm Macroに決めた。穴を埋めるという意味では標準ズーム、もしくは標準50mmという選択肢もあったが、マクロレンズは絶対に持って行きたかったし、船で離島に渡り浅瀬を歩き回ることも考えると、ちょっとでも荷物を軽くしたかったのだ。
50mm Macroの利点は、まずコンパクトなこと。焦点距離は、ポートレートを撮るにも適している。最短焦点距離は20cmまで寄れて、最大撮影倍率1.0倍と、フルサイズのα900なら撮像素子面積と同じ面積いっぱいに撮れるのだ。しかも100mm Macroより画角が広いので、背景を活かした撮影にも適する。花や虫などをアップ、なおかつ南国の背景も入れつつ撮るのにベストなレンズと言えよう。また、このレンズの絞り羽は7枚円形絞りを採用しているので、背景のボケが丸くなる特性がある。ボケ味にもこだわれるレンズだ。
それでは、写真をご覧いただこう。RAWで撮影したものを、Image Data Converter SR ver3.0を使用してRAW現像・JPEGで保存している。
※サムネイルをクリックすると、画像を表示します。
※ファイル容量の都合上、撮影画像をリサイズして掲載していますが、一部画像については原寸のものへのリンクをつけています
※作例写真はAdobe RGBで撮影しています。表示するパソコンモニターによっては色が違って見える場合があります。
1/200 f7.1 ISO200由布島の水牛。毛の1本1本が確認でき、100%で表示したら長いまつげが数えられるほどちゃんと見えている。α900の解像度の高さと表現力のあるレンズのなせる技だろう。 →【原寸画像】 |
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1/40 f8.0 ISO200おおごまだら(蝶)の金のさなぎ。このレンズなら1つだけをアップで撮ることもできる。 |
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1/60 f8.0 ISO200由布島の蝶エリアでは産卵シーンが数多く見られ、アップで撮る機会にも恵まれる。 |
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1/200 f4.5 ISO320ツマベニチョウの幼虫。息を吹きかけると鎌首を持ち上げまるで蛇のようだ。 背景のボケが円形になっているのが分かる。 |
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1/125 f8.0 ISO200撮影中は気がつかなかったが、背中にお面のような顔模様になっている。(ヒメホシカメムシ) |
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1/250 f6.3 ISO200干潮で沢山現れたミナミトビハゼはジッとしていると近くでで食事を始めた。 |
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1/250 f6.3 ISO200ブーゲンビリアの花を横からの撮影。ここまでアップにできるのは50mm Macroの威力だ。 |
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1/800 f5.0 ISO200ブーゲンビリアの花の周りはあえてD-レンジオプティマイザーを使わず、暗くしてコントラストを高めての撮影だ。それでも暗い部分は潰れず、優秀な階調性を持っている。 |
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1/320 f4.0 ISO400ハイビスカスの雄しべと雌しべのアップ。風があったので被写体ブレしやすく、ISO感度を上げての撮影だ。背景ボケがベタな色にならず、階調があるので、私好みの奇麗なボケ味を出している。 →【原寸画像】 |
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1/800 f6.3 ISO200撮影ではD-レンジオプティマイザーを切っていたので、右上の緑が潰れていた。現像時に マニュアルにして適用量を40にしてある |
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1/640 f5.0 ISO200ひまわりに蜘蛛が虫を待ちかねていた。アップで撮ろうとすると威嚇のポーズ。もっと寄ったら逃げてしまった。こんな時は100mm Macroの方がアップで撮れたかも。 |
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1/160 f7.1 ISO200タコノキの実(ハンドボール大)をアップで撮る。絞りをF7.1で背景の景色を残しつつの撮影だ |
1/400 f11.0 ISO200フルサイズのα900で撮影すると50mmレンズは道の細さや海までの遠近感をそのまま 撮ることができる。 |
1/320 f13.0 ISO200RAW現像では調整はせずにJPEG変換してある。 空、深い海、浅瀬と微妙な色合いを記憶通りに表現している。 |
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1/320 f11.0 ISO200リーフ内の微妙な色合いと透明感を再現している |
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雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、我が家で生まれた5匹と暮らす。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://homepage2.nifty.com/nao-w/ |


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