【製品レビュー】Walkman Xシリーズ NW-X1060/BI ~第1回:2年分の進化がギッシリ!のフラッグシップに感涙
(6/25)まずは「NW-X1000シリーズ」をおさらい
現在好評発売中の「NW-X1000シリーズ」だが、そのラインナップは内蔵メモリ32GBの「NW-X1060」と、16GBの「NW-X1050」が用意されており、価格はともにオープンプライス。参考までにソニースタイルでの販売価格(税込)は、「NW-X1060」が49,800円、「NW-X1050」が39,800円となっている。
今回紹介する「NW-X1060/BI」はソニーのオンラインショップ「ソニースタイル」のみで発売されている限定モデルで、内蔵メモリは32GB。限定カラーのアイスブラックを採用しており、ソニースタイルでの販売価格(税込)は52,800円。
外形寸法は97.4×52.5×10.5mm(縦×横×厚み)で、手の中にすっぽり入る感じで、ちょうどいいサイズに仕上がっている。重量は約98gで、ちょっとした重みが高級機らしい存在感を出している。
「Xシリーズ」でソニーが目指したのは、「音質」、「画質」、「操作」、「コンテンツ入手」の4つの体験変革を図ること。音楽再生を行なうポータブルオーディオプレーヤーとしての側面以外では、ワンセグ/FMチューナーやビデオ再生機能を搭載し、フォトビューワーとしての機能も持つ。さらに無線LANやWebブラウザを備えており、Webコンテンツの再生や、Podcastのダウンロードなど、コンテンツへのアクセスを高めている点も注目だ。
開発チームの"こだわり"から生まれた秀逸なデザイン
一見シンプルな長方形シェイプだが、手に持った時の感触がたまらなく心地良いのは、ボディ・フォルムが緻密にデザインされている証拠である。ソニーのデザイン・チームは本機を開発するのに、0.05mm単位でデザインを追求し、ボディのR(曲率)も、微妙な数値でコントロールしたという。
ボディ・フレームには軽量かつ高い剛性を持つアルミダイキャストを使用し、表面には透明度の高いガラスを採用している。ともに高級感あふれる仕上がりを実現するのにひと役買っている。
後述するタッチパネルの採用により、前部には半円形の「HOME」ボタンがひとつと、見た目もシンプルなところがデザイン上のセンスの好さを引き立たせている。
ボディ・カラーに関しては「NW-X1060」と「NW-X1050」はブラックとレッドの2色が用意され、ボディの側面がザラザラとした石のような質感にしたリンクル塗装が施されている。
一方、今回紹介する「NW-X1060/BI」はソニースタイルのオリジナル・カラーとして、「アイスブラック」を採用。側面はアイスブラックのメッキ加工を施され、これを職人たちが丁寧に研磨することで絶妙な風合いを実現している。
さらに表面と裏面に金属蒸着加工も施したという凝りよう。これは、クロムをレーザービームで蒸発して、その成分を筺体の前面や背面に蒸着させることで光沢感のある筺体を実現したという。独特の淡い光沢感がいい味を出しており、指紋が付くのがもったいないため、触るたびについついクロスで拭き拭きしたくなるくらい、美しい仕上がりを見せている。
なお「NW-X1000シリーズ」はソニースタイルでの購入特典として、無償でボディサイドにオリジナルメッセージを刻印することができる。メッセージは半角英数字(大文字のみ)で、字数は20字まで。自分だけのワン&オンリーな仕様をぜひとも作ってみてはいかがであろう。
タッチパネルと専用ボタンを組み合わせた「ハイブリッドオペレーション」
「Xシリーズ」の目玉となる機能のひとつがタッチパネルの採用であろう。ただタッチパネルはたしかに使い勝手はいいが、場面によっては本体を取り出して操作画面を呼び出す手間がわずらわしいケースもある。そこでソニーが考え出したのが「ハイブリッドオペレーション」である。
本体上部には再生/停止ボタンやスキップ/バックの専用ボタン、側面にはボリュームコントロールとデジタルノイズキャンセリングON/OFFスイッチを装備。音楽再生時などでよく使う機能が、タッチパネル上だけでなく、ボタンやスイッチ類でも操作可能にしている。ユーザーの使いやすさを最優先した、この仕様は非常にありがたい。
音楽と動画再生についてはタッチパネルとボタンの双方で可能だが、Webブラウザや画像の閲覧などはタッチパネルのみで行なうようになっている。
タッチパネル操作でユニークなのが、音楽検索画面で音楽再生中にジャケット写真をなぞるだけで、スクロール可能な「アルバムスクロール」を装備しているところであろう。ジャケット写真を視覚的に楽しみつつも、聴きたいアルバムを探せるという便利な機能だ。スクロールするスピードの変化だけでなく、指の動きにあわせて若干斜め方向に傾きながらスクロールさせることも可能だ。
有機ELディスプレイによる美しい画面表示
美しい画質で動画を見ることが可能なところも「Xシリーズ」の魅力のひとつだ。採用されているのは3.0型/240×432ドットの有機ELディスプレイで、高輝度に加え、コントラストは10,000:1という抜群の性能を誇る。さらに視野角も広く、色の再現性や応答速度に優れているのも、有機ELディスプレイならではのメリットだ。
ビデオや写真、ワンセグ放送など、あらゆる種類の動画や静止画を満足のいくクオリティで楽しむことができる。これらの動画再生機能やインターネットなどの機能については、次回のエントリーでより詳細情報をお伝えしたい。
【text by ashtei】

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