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西川善司、アクトビラ ビデオを体験!

▼アクトビラ ビデオって?

「アクトビラってなに?」と思った人、「うちのテレビ、アクトビラに対応していたっけ?」と思った人は、まずは前回記事を参照して欲しい。とはいうものの、ここでも簡単に解説しておこう。

 

「アクトビラ ビデオ」とは、ブロードバンド回線(光回線)を活用したビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス。テレビにLANケーブル(ブロードバンド回線)を接続するだけで、テレビ放送では見られない様々なオリジナルコンテンツが視聴できてしまうサービスなのだ。今年の秋モデルのPZ750SK型番のプラズマビエラは、この「アクトビラ ビデオ」に対応したことで話題を呼んでいる。

様々な番組が見られるという点では、「アクトビラ ビデオ」は「インターネット回線を使ったケーブルテレビ」のようなイメージに近いかもしれない。しかし、「アクトビラ ビデオ」では、「見たい番組を見たいときに見られる」という点が、番組表に従って放送するテレビ放送とは大きく異なる。この点では、YouTubeなどをはじめとしたパソコン向けのオンラインビデオサイトとよく似ている。しかし、「アクトビラ ビデオ」のコンテンツは、ちゃんとしたコンテンツプロバイダーが提供するプログラムなので、著作権的にもクリアな正統なものであり、なによりクオリティが高い。

今回はパナソニック製品のデモルームにお邪魔させてもらった。アクトビラ ビデオについての説明を受ける西川善司。デモ機は最新フルHDプラズマビエラの「TH-42PZ750SK」

「そうした素性のしっかりしたVODサービスでは、さぞかし手続きが面倒なのでは?」と思いきや、実は「アクトビラ ビデオ」は入会手続き不要、入会金、年会費無料で利用できてしまうのだ。PZ750SK型番のプラズマビエラならば、追加の周辺機器も不要で、本当にLANケーブルをテレビ側に接続して、ビエラのリモコンの「アクトビラ」ボタンを押すだけで利用できてしまう。

11月からは有料コンテンツも配信されるが、9月から10月一杯までは、なんと全ての番組が無料視聴可能という大盤振る舞い。

 

PZ750SK型番のビエラユーザーは、利用しない手はない。

LANケーブル(光回線)をテレビに接続するだけでアクトビラ ビデオを見るための準備は完了。あとはリモコンで[アクトビラ]ボタンを押すだけ!

▼アクトビラ ビデオを見る!

噂に聞く「アクトビラ ビデオ」が果たしてどんなものなのか。

今回、筆者はPZ750SK型番のビエラのユーザーではないので、パナソニックのデモルームまで出向き、パナソニック担当者直々の解説付きで見せていただいたのだ。

「タカアンドトシヒストリー」を視聴中。「バラエティ」チャンネルはお笑いが充実。うーん。PZ750SK欲しい…。

「お笑い好き」の筆者が、まず、見せていただいたのは(株)ネオが配信中の人気お笑い芸人の特別番組。現在、「アクトビラ ビデオ」の「バラエティ」チャンネルでは大体1週間単位くらいのローテーションで「麒麟」「チュートリアル」「次長課長」といったグループのベストセレクション、ヒストリー特集などを配信しているという。

さっそく視聴開始。

見始めるまでは、Webサイトのリンクをたどるような操作が必要になるが、一度再生を始めてしまうと、DVDやビデオ録画を再生しているのと変わらない感覚で見られてしまう。一時停止、スキップ操作もリモコンでできる。

映像/音声はビットレート平均4MbpsのMPEG2だとのことで、画質はDVD同等前後といった手応え。音声ははっきり聞こえてくるし、このクオリティの映像プログラムが無料で見られてしまうというのは凄い。

さらに、リモコンを借りて、メニュー操作をしていると「アニメ」コーナーを発見。しかも「機動戦士ガンダム0080」がラインナップに上がっているではないか。筆者はガンダム好きでもあるので、思わず、食い入るように見てしまうのであった。聞いてみるとバンダイ・チャンネルがアクトビラ ビデオの番組提供に参加しているという。アクトビラ ビデオではジャンルとして「アニメ」チャンネルが独立して設けられているほど、気合いが入っている模様。アニメファンは要チェックだ。

「アニメ」チャンネルのラインナップ。「ガンダム」シリーズも配信中。

パナソニックのアクトビラ説明担当者が「ぜひ、アクトビラ ビデオ・フルも見てください」と筆者に耳打ち。

PZ750SK型番のプラズマビエラは「アクトビラ ビデオ・フル」に対応しており、提供されるコンテンツによってはハイビジョン画質で楽しむことが出来るのだ。テレビ単体製品で「アクトビラ ビデオ・フル」に対応しているのは現時点ではPZ750SK型番のプラズマビエラのみ。これは現時点では他社競合製品に対して大きなアドバンテージとなっている。

今回視聴したのは(株)ネオが配信中の「美しき日本 百の風景 大地が描くパステル画 北海道・美瑛」と(株)アクトビラ社自身が配信中の音楽番組「Queen & Paul Rodgers/Return of the Champions」の2つ。「美しき日本~」は美しい映像が満載で環境ビデオとして流しておくのにも最適。クイーン&ポール・ロジャースはライブ映像で画質もさることながら3ウェイ6スピーカーのビエラサウンドも迫力満点であった。

SD映像ベースのアクトビラ ビデオでは、映像の周りにアクトビラのメニュー画面などが表示されているので、いかにも「インターネット経由で見ています」という風情だったのだが、アクトビラ ビデオ・フルの番組は全画面に表示され、しかもその解像度はハイビジョンクオリティなので、見始めてしまうとデジタル放送のような感覚で見られてしまう。まさに、普通のテレビ放送を見ている感覚だ。

「美しき日本 百の風景 大地が描くパステル画 北海道・美瑛」を視聴。ハイビジョンクオリティの映像が見られるのが「アクトビラ ビデオ・フル」だ。写真のように実際に画面全体にハイビジョン映像が再生される。

映像/音声はビットレート平均6~8MbpsのH.264だとのことで、映像を見た感じの画質は地デジ放送前後といった印象。かなり程度の高いハイビジョン・コンテンツまでが無料で楽しめてしまうのは凄いとしかいいようがない。

なお、アクトビラ ビデオの全てのプログラムが「アクトビラ ビデオ・フル」で提供されるているわけではないが、今後積極的に"フル"のコンテンツも増やしていくとのこと。特に音楽番組やドキュメンタリー番組などはハイビジョン版ラインナップも充実が図られていくらしい。

音楽番組はサウンドの迫力もなかなかのもの。PZ750SKのプラズマビエラはスピーカーが3ウェイ式となっただけでなく、低音再生用のウーハーユニットに「ナノベースエキサイター」が組み込まれたことにより低音に迫力が増している。

手軽なアクトビラ ビデオではあるが、ブロードバンド回線に求められる回線スピードは結構高いというのも事実。自分が利用しているインターネット回線で、アクトビラ ビデオが視聴できるかどうか不安…という人も少なくないだろう。そこで、アクトビラ・オフィシャルサイトでは、ユーザーの回線スピードを計測するベンチマークテスト・サイトを公開している。せっかくPZ750SK型番のプラズマビエラを買っても「回線が遅くてアクトビラが見られない」となってはもったいない。プラズマビエラ購入前には事前に調べておくといいだろう。

▼ビエラユーザーだけが楽しめる! 「Panasonic TV スクエア」

アクトビラ ビデオのトップページは、基本的には各社のテレビで共通になるのだが、右上のメーカーリンクのところは、テレビメーカー各社のオリジナルコンテンツが置けるようになっている。

パナソニックはこれを「Panasonic TV スクエア」として展開しており、ここにビエラユーザー向けのオリジナルコンテンツを多数ラインナップしている。パナソニック担当者によれば、「かなり気合入っていますよ」とのことで、更新頻度もかなり高いようだ。

パナソニック製品の紹介映像や、商品の説明ビデオクリップはもちろん「きみまろズ~ム!」のCMでお馴染みのパナソニックの人気デジカメLUMIX「DMC-TZ3」の「使い方映像」を視聴。綾小路きみまろが実際にLUMIXを手に持って機能紹介。「年をとれば手が震えてきます。あなたがブレてもTZ3ならば写真はぶれません」と相変わらずの毒舌を活かした商品紹介はかなり面白い。

名前こそ「Panasonic TV スクエア」だが、実際にはこのページにはパナソニックブランドだけでなくナショナルブランドの製品紹介もあり、松下電器産業が発売中の家電製品が見られる作りになっている。さすがは総合電器メーカーといったところか。何か電化製品を買おうと思ったときには、「Panasonic TV スクエア」を開いてみるといいだろう。

アクトビラ ビデオのトップページ右上の「Panasonic TV スクエア」ではパナソニックのお勧め商品がビデオで紹介されている。TVCM以上の突っ込んだ商品説明ビデオが見られるぞ!

▼今ビエラ買うならばPZ750SKでしょう!

今回、アクトビラ ビデオに触ってみて感じたのは、とても視聴までが簡単で、そして見られる番組のクオリティが思いのほか高かったということ。

VODシステムというと「なにやら難しそう…」という印象を持つ人もいそうだが、究極的に例えれば、ネットの向こうにあるビデオレコーダーから見たい番組を取り出してくるだけ…のようなものだ。

今回はお笑い、アニメ、音楽、ドキュメンタリーの4ジャンルを視聴したが、それ以外にも様々な番組が用意されている。番組の一覧はアクトビラ・サイトの番組案内ページを参照して欲しい。

PZ750SK型番のプラズマビエラは、アクトビラ ビデオに対応しているだけでなく、ビエラシリーズ最高位の10,000:1コントラストを達成していたり、と、画質面でもPZ700SK型番から大幅にパワーアップしているので、お勧め。筆者もかな~り欲しいテレビです。

(トライゼット西川善司)



視野角について
 液晶パネルを使用した製品でよくいわれるのが「視野角」だ。液晶では画面に正対するのではなく斜め方向から見た際に、映像の色などが変わってしまう。技術の進歩によって改善されてきてはいるものの、斜め方向からの画質がよくない製品はまだまだ多い。一方、プラズマ製品では視野角をとくに強調していない点にお気づきだろうか。自発光方式のプラズマでは画素自体が光をコントロールするので、バックライトの光をシャッターのようにコントロールし、カラーフィルターを通す液晶方式と違って、構造がシンプルなため、見る角度による差が出にくく、視野角に優れているからだ。だから、店頭などで映像をチェックする際には、視野角の確認もお薦めしたい。

リビングテレビ選びの3つのポイント http://panasonic.jp/viera/lineup/choice/02_quality.html


プラズマテレビ/液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の製品情報はこちら

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