序 章 『下北沢に呼び出されてはみたものの』の巻 第2章 『映画監督の真の演出する姿とは?』の巻 第3章 『ビリヤードと小田急線とワッフルと私』の巻 第4章 『日曜日、下北沢の夜空の下で』の巻 第5章 『編集作業は根気がいるなり』の巻
8畳くらいの薄暗い部屋の中、監督はいた。編集用の装置を操作し、ひたすらOKカットとそのつなぎ目を探しては、フィルムに印を付け、また別のカットを探す……端的に言えばこれの繰り返しだが、スタッフ間の絶妙な連携プレーの上で行われている確かだ。ゆえに単調だが緊張感漂う空間で時間は流れていく。