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SABU監督の新作『DRIVE』に完成前から海外配給の申し出が届く
昨年『MONDAY』でベルリン映画祭国際批評家連盟賞を受賞し、世界的にも評価が高いSABU監督の新作『DRIVE』が、フランスやアメリカ、イギリスなど海外の映画買い付け会社から、完成前に各国における配給の申し出が届いていることが分かった。
海外での配給は、故黒澤明監督や北野武監督の作品も含め、通常は映画祭など国際的なマーケットでの評価により決定される。今回、日本映画が完成前に海外配給の対象になるのは異例のことだ。
『DRIVE』は、真面目な薬品会社のセールスマンが、3人組の強盗と偶然逃亡する羽目になり、そのなかでそれぞれが人生を見つめ直していくというストーリーだ。『弾丸ランナー』以来、5作連続で主演する堤真一や大杉漣など、SABU監督作品ではお馴染みのメンバーのほか、自ら出演を希望したという筧利夫などが出演する。
撮影は、既に9月から10月にかけて行なわれており、日本ではカンヌ、ベネチアなど国際映画祭を視野に入れた来秋公開を予定しているが、交渉次第では日米同時公開も期待できるという。
『リリイ・シュシュのすべて』のアメリカ公開が決定した岩井俊二や、昨年『EUREKA』でカンヌ映画祭国際批評家連盟賞などを受賞した青山真治など、昨今、日本人監督作品に海外からも注目が集まっており、本作をきっかけにSABU監督を初め多くの日本人監督による作品が世界規模で配給され、評価を受ける機会が増えることを期待したい。
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http://www.watch.impress.co.jp/movie/news/2001/10/18/475.htm
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