上映時間3時間23分に及ぶ『地獄の黙示録・特別完全版』の入場料金は2000円で決定
1979年カンヌ国際映画祭パルムドールのほか、アカデミー賞2部門、ゴールデングローブ賞3部門など、主要な映画賞を独占したオリジナル版『地獄の黙示録』は、日本では1980年2月16日から有楽座で先行公開された際、S指定2200円、A指定2000円、自由席1500円と、高額な料金設定が話題になった。
上映時間の長い作品において、その入場料金は論議されるところだが、同年3月15日からは入場料金1500円で一般公開され、34億円の全国興行収入を記録し大ヒットとなった。
今回の“特別完全版”は、オリジナル版に53分の未公開シーンが追加され、上映時間は3時間23分となっている。オリジナル版では、侵略者の狂気を体現するカーツ大佐のドラマが中心であったのに対して、特別完全版ではより幅広い視野から戦争を捉えられた作品となっており、監督は戦争で本当に起きていることを描きたかったとしている。同作品は来年、正月第2弾作品として日本劇場ほか全国東宝洋画系にて公開される。
【関連サイト】
・『地獄の黙示録・特別完全版』OFFICIAL SITE
http://www.apocalypse.jp/
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