ビクター、334万画素デジカメでデジカメ市場に再参入

Pixstar GC-X1

GV-SP2

　ビクターは、334万画素のデジタルカメラ“Pixstar”「GC-X1」と310dpi（230万画素相当）の高画質ヘッドを搭載したデジタルプリンタ「GV-SP2」を発表。「GC-X1」を125,000円で、「GV-SP2」をオープン価格（店頭予想価格約5万円）で3月上旬より販売開始する。同社がデジカメ製品をリリースするのは、98年春以来となる。

　「GC-X1」は、「3つの高画質静物撮影モード」を搭載。“ピクセルシフトモード”では、334万画素CCDの画素をずらし、露光を2回行なうことで、静物撮影時に600万画素相当の高画質を実現したという。また、“ワイドレンジモード”では明るい部分と暗い部分に合わせた2度の露光測定により撮影、2つの画像データを合わせることで広いダイナミックレンジを実現したとしている。もうひとつの“ノイズリダクションモード”では、暗い場所での撮影で発生しがちだったノイズを排除するために、数十秒間の連続露光を行ない、大量の画像情報から信号成分を抽出する。

　記録媒体にはスマートメディアを採用。画像サイズは最大2032×1536ピクセル。同時発売の専用プリンタ「GC-X1」と専用ケーブルで接続できるほか、PCとの接続用にUSBインターフェイスも装備している。本体サイズは 108×64×57mm（幅×奥行×高）、重量290g。

◎お問い合わせ
日本ビクター　東京お客様ご相談センター
Tel: 03-5684-9311

◎関連URL
ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/movie/kikaku.html
Pixstarのホームページ
http://club.jvc-victor.co.jp/main/pixstar/index.html

（工藤ひろえ）