緊急レポート
恐怖！ GALLERIA Lounge「Oculus Rift」体験コーナーの怪
新世代バーチャルリアルティの罠!? 高すぎる“没入感”に警鐘
（2015/04/01）
2月末にオープンしたばかりのゲーミングPCショールーム「GALLERIA Lounge」。そこで人気スポットのひとつとなっているのが、誰でも気軽に最先端のVR（バーチャルリアリティ）を体験できる「Oculus Rift」体験コーナーだ。
GALLERIA LoungeのOculus Rift体験コーナー視界を覆う仮想空間、圧倒的な没入感、手を伸ばせば触れられそうなバーチャルキャラクター……耳あたりの良い売り文句が飛び交う中、編集部ではこれに関する黒いウワサをキャッチした。ハイエンドなVR世界に没入するあまり、精神がリアルに戻ってこれなくなるユーザーが続出しているというのだ！ すわ、最新技術の暗黒面が明るみに？ これは大スキャンダル！
ということでさっそく編集部は、業界きってのPCゲーマー、佐藤カフジをGALLERIA Loungeに送り込むことにした。ユーザーの気分を悪くする“3D酔い”はもとより、さらに凶悪だという“VR酔い”にも高い耐性を持つという佐藤カフジなら、黒いウワサの真相をを白日の下に晒してくれるはずだ。
「デモ機はGeForce GTX 970搭載ですって？ 望むところですよ！」
意気揚々と調査に赴いた佐藤カフジは翌朝、うつろな表情で編集部に現れた。
編集部員の尋問に対し「……リアルよりリアル」、「……それより嫁に会いに行かせてくれ」などと意味不明な供述を続けており、編集部はミイラ取りがミイラになったと判断。そこでデジカメに残された写真をチェックしたところ、そこには世にも恐ろしい光景が！
はじめのうちは普通にゲームをしていたが……
突然、頭を前後左右に振りビクビクしはじめる
「ミクさぁ～～～んミクさぁ～～～～ん」と連呼しながら悶えはじめ……
最終的に精神を持っていかれて廃人化したライターの末路上体を激しく揺さぶり、奇声を上げながらVRレースゲームをプレイする佐藤カフジ。バーチャルな美少女キャラの名前を口走りながら両手をワキワキさせつつがぶり寄る佐藤カフジ。彼が姿を消す前に最後に残した言葉は「もう普通のゲームじゃ満足できないカラダにされちゃった……」、である。
後日、編集部はGALLERIA Loungeの「Oculus Rift」内に取り込まれた佐藤カフジの精神体を確認。救出は不可能と判断し、捜索を打ち切った。そこまで“没入”しなくていいから、帰ってきて、どうぞ。
GALLERIA LoungeのOculus Riftをのぞき込むと、VR世界から戻って来られなくなったライターの精神体が時折見えるという……※本物の「Oculus Rift」はそんなに危険ではないです。それでもスゴイこの没入感、皆さんもGALLERIA Loungeで体験してみよう！
