簡単、手軽にカメラのお手入れ HAKUBA レンズペン メタリックグレー

製品名:レンズペン
メーカー名:ハクバ写真産業
価格:1580円(税込)
入手先:ヨドバシカメラ

 女なるもの、キレイでありたいもの……。

 と、オシャレしたり、メイクしたり、いろいろ気を使っている女子は多いハズ。

 でも……。

 アナタのカメラ、汚れていませんか?? キラキラかわいいアクセサリーをカメラにつけたり、ストラップでオシャレしたりもいいけれど、肝心のカメラそのものが汚れていては意味がありません!

 そんなカメラのお手入れにオススメなのが、ハクバ写真産業から発売されている「レンズペン」です。実はこのレンズペン、ずっと売れ続けているカメラクリーニングの定番商品なんです。

本体はその名のとおり、ペンのような形状で、キャップを外すとレンズクリーニングチップ、反対側には格納式のブラシがついている レンズペンの側面にあるレバーをスライドさせると、格納式のブラシが登場

 カバンやポケットに出し入れする頻度の高いコンパクトデジタルカメラはもちろん、一眼レフのようにスイッチ類の多いものには、かなりホコリがたまっているものです。

 まずは、ブラシで軽くなでるようにして、全体のホコリを落としましょう。これだけでも、かなりスッキリします。

 柔らかな毛はレンズのホコリ落としにも使えますが、レンズ交換式デジタルカメラの場合、撮像素子にホコリが落ちるのは避けたいので、レンズを外した単体で清掃を行うのが望ましいです。レンズ面はくれぐれも力をかけすぎないよう、レンズ枠などのホコリのたまりやすい部分を中心に、あくまで軽〜くなでるように使って下さい。

 また、使い始めは、若干ブラシの毛が抜けやすいので、隙間などに挟まらないように注意して下さいね。

カメラは凹凸が多く、スイッチ類の隙間には意外とホコリがたまっているので、ブラシでササっと掃き掃除

 レンズペンのクリーニングチップは、時計や貴金属、メガネレンズなどを拭くのにも重宝するセーム革(主に鹿の皮をなめしたもの)の拭き取り力に、油分を取り込んでくれるカーボンコンパウンドのパワーをプラスし、マルチコートのレンズにも対応。クリーニング液も使わずに、レンズをピカピカにできます。試しに自分の手にクリーニングチップを滑らせてみると、うっすらと黒くなります。これがカーボンコンパウンドです(ただし、手の油分が付着するとレンズ面に汚れが付く可能性があるので、これは真似しないで下さいね)。

 チップ部はレンズの凸面に沿うような形状になっており、そっとレンズ面に当てて、円を描くようにくるくると拭くだけでOK。指紋のついたレンズもしっかりとキレイにしてくれます。また、このクリーニングチップは、デジタルカメラの液晶画面のクリーニングも可能で、スマートフォンの画面の掃除にも使えます。

レンズクリーニングチップには、油汚れを取り込むカーボンコンパウンド(微細な粉末)が付着している あまり力をかけすぎないように、そっと、くるくると繰り返し拭くことで、指紋もスッキリとキレイになった

 クリーニングチップ使用後は、キャップをして、少し回転させておくと、カーボンコンパウンドがチップ部分に補給されるようになっています。1日に5〜6回の使用で、約半年間が使用可能期間の目安とのことですが、レンズペンのパッケージには、あらかじめスペアのクリーニングチップ(ヘッドとキャップのアッセンブリ)が付属していますので、一度購入すれば、かなり長い間使うことができそうです。

 カラーリングは、シックなメタリックグレー、グレーを基調としたカモフラージュ柄の2種類。さらに、レンズの小さなコンパクトカメラに最適な「レンズペン ミニプロ」、液晶画面のクリーニングに便利な三角形のクリーニングチップを装備した「レンズペン デジクリア」がラインナップされています。

 ペンのような形状で、マスカラや口紅などと太さも近いので、化粧ポーチに入れることもでき、携帯しやすいのも嬉しいですね。自分をキレイにするのと同じように、愛機もキレイでピカピカにしておきたいもの。
レンズペンは、カメラ好きの女子必携のアイテムですよ!

(2012/8/8)
笠井里香
1973年生まれ。自由奔放な3歳男児に育てられつつ、カメラ系の本を中心にフリーランスとして活動中。高校時代から20年超、カメラをただひたすらに愛しており、フィルムカメラをメインに、日々さまざまなカメラをとっかえひっかえしながら、カメラライフを満喫中。愛機は10年来の相棒、CONTAX T3。