写真の角を丸くカットして雰囲気アップ「コーナーカットパンチ」

コーナーカットパンチ
無印良品
600円
入手先:無印良品
使い方はシンプル。写真や紙の角をあてて、パンチのボタンを押すだけ。これを四隅に行ないます
なにか渡すときに添えるメッセージカードも、自分の写真でカンタンに作れます。まとめて作っておくと便利

 「コーナーパンチ」をご存じですか? カードや名刺の角を丸くできる、紙用の型抜きパンチです。カードの四隅に合わせてガシャッと挟み込むだけでさまざまな形に切り抜くことができる便利なアイテムで、カード類を一瞬で高級感あるレース柄やツタ柄に飾ることができます。

 オリジナルカード作りやスクラップブッキング作りが好きな方はひとつやふたつ持っているもので、かくいう私も一時期ハマり、いまだにいくつか持っています。これ、ちょっとマイナーな製品ではありますが、あると意外に便利なアイテムなのです。

 無印良品の「コーナーカットパンチ」は、角を丸くする、というシンプルな用途のコーナーパンチ。その分、価格が600円と手頃なので、コーナーパンチの楽しさを気軽に試せます。写真のコーナーを丸くカットすると雰囲気がぐんと優しくなりますし、ただの写真を一瞬で「カード」に仕上げられるのがいいところ。

 また、プリントしたままの角がとがった状態よりも角丸のほうが折れたり反ったりもしにくくなるので、写真をそのまま壁にピンで貼っている、という方にもおすすめできます。

 コーナーカットパンチ自体の角の大きさは固定されているため、A4など大きいサイズだと鋭角に感じ、L判など小さいサイズだとより丸みが強調されます。個人的なおすすめは、ミニプリントしたものの角を落として、メッセージカードとして使うこと。私の場合はL判サイズに写真2枚を割り付けてプリントし、カットして使っていますが、たとえばポラロイドの「Polaroid PoGo」のようなミニ写真(約5×7.5cm)に使うのもオススメです。

 写真の雰囲気を加工できるのは、なにも画像処理ソフトだけではありません。プリントを物理的に加工するのも立派な方法のひとつ。うまい雰囲気作りに役立つアイテムとして、コーナーカットパンチのような製品が手元にあると便利ですよ。

被写体が人物やペットだと優しい雰囲気がよりアップ 四隅が四角いままだと「写真」、角丸になると「カード」の雰囲気になります
(2012/1/27)
西村 敦子
1973年東京都生まれ。IT系出版社を経てフリーライター兼編集者に。カメラ雑誌の編集、家電製品のライターとしての活動が多く、インターネットの格安店やお得なサービスにも詳しい。2011年6月に第一子を出産し、子育て中。