VR Watch
HTC Vive、超ハイスペックPC、7.1chサラウンドヘッドホンで体験するVR『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の世界
VR映像体験「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア出撃-」体験会に行ってきた
2017年9月19日 10:00
サンライズとデジカは、新宿ピカデリーで9月19日より行われるVR映像体験「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア出撃-」をメディア向けに公開した。これは9月2日より劇場上映される『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』に合わせたVRコンテンツ。
新宿ピカデリー 1Fロビー 特設ブースには4部屋(1部屋につき1名)のVRスペースが用意されており、体験者はVRスペース内でコンテンツの視聴ができる。
VRスペースに入ると、VRヘッドセットの「HTC Vive」やRazer Kraken 7.1chヘッドホンなどが並ぶ。体験者は係員の指示に従い、VRヘッドセットとヘッドホンを装着した上で、シートに座って視聴する。ちなみにVRコントローラーは、本コンテンツでは使用しない。
映像処理に用いているPCは隠されているため直接見ることはできないが、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA ZZ」を採用しているとのこと。ベースモデルと同じものとのことなので、スペックとしてはCPUにCore i7-7700K、DDR4メモリを16GB、NVIDIA GeForce GTX 1080 Tiビデオカードや、SSDとHDDを組み合わせたストレージなど。ゲーミングPCとしてもハイスペックとなっている。
コンテンツ体験は受付、VRヘッドセットの着脱等を含めておよそ10分ほど。コントローラーは使用せず、自動で流れる映像を視聴するのみとなる。
高性能な制御用PCを用いていることで、フレームレートも安定しており、上下左右に首を振ってもリアルタイムで描かれた映像が違和感なく追従する。そのため、いわゆるVR酔いは生じにくい印象だ。体験者が自由に動くことができない点は残念だが、視点を移動させるだけでも、モビルスーツのスケール感、広大な宇宙から狭いコックピット内といった空間、そして宇宙における迫力ある戦闘シーンなど、VRの醍醐味を味わえる内容となっている。
とても1畳程度のスペースで行われているとは思えない空間がそこにある。ストーリーについては言及できないが、アニメ本編を観覧後にVRを体験すれば、「あのシーンだ!!」と2倍楽しめる仕組みだ。
VR映像体験の開催期日は9月19日(火)~29日(金)の平日限定12:00~20:00。4部屋と1回の体験者数が限られているため、予約優先の方式がとられており、確実に体験したい方は予約をするのがよい(当日でも空きがあれば体験可能とのことだが、あくまで予約者が優先となる)。
ほか、劇場鑑賞券(当日の日付が入ったもの)の全券または半券(前売り券は不可)も必要となるので、この点に注意しよう。現在のところ、体験会場は新宿ピカデリーのみとされており期間も限定。これを逃すとチャンスがない可能性もあるのでガンダムファンは見逃せない。そして体験者には特製ポストカードのプレゼントもあるので要チェックだ。
【スタッフ】
VR映像演出:京極尚彦(『ラブライブ!』監督)
制作:サンライズD.I.D.スタジオ
企画・製作:サンライズ
【VRブース企画・運営】
株式会社デジカ
【機材協力】
PC・周辺機器 GALLERIA -Gamemaster- (株式会社サードウェーブデジノス)
音響機材 RAZER (Razer Inc.)
VRデバイス VIVE (HTC NIPPON株式会社)
©創通・サンライズ