エンルートラボは2017年9月27日、 docomoのLTE回線を使用した、 無人車両等を遠隔操縦する装置を開発したと発表。操縦者はカメラ画像を見ながら、無人車両や無人艇を操作できる。そして、LTE回線を使っていることから、電波の届く範囲であればかなりの長距離になっても遠隔操作できる。

新開発の操縦器(左)。無人車両や無人艇に搭載する車載器(右)は2系統のカメラを搭載している

 遠隔操縦装置は、 各種プログラムを実装することができ、 半自律型の制御と組み合わせながらの無人機運用が可能だ。 操縦器はSIMロックフリーとなっており格安SIMカードも利用できる。

 この操縦器と車載器はエンルートラボが開発する無人機に組み込むもので、注文に応じてのカスタマイズにも応じる。操縦器と車載器の単体販売はしない。