ドローンジャーナル

「ドローンタクシー」実用化に挑むVolocopter、ダイムラーなどから合計2500万ユーロを調達

ドイツVolocopter社は2017年8月1日(現地時間)、自動車大手のドイツのダイムラー社(Daimler)や複数の投資家から合計2500万ユーロ(32億5000万円:1ユーロ=130円で換算)を調達したと発表した。Volocopter社は2人を載せて飛行できる電動の大型ドローンを開発しているベンチャー企業。2016年4月には試作機の有人飛行テストに成功している。

Volocopter社のドローンが都市の上空を飛行する様子

同社が目指すのは、都市内の短距離を自動操縦で運行する「ドローンタクシー」サービスの実現だ。サービス開始当初は、事前に設定した2地点を行き来する「シャトル」として運行し、いずれは任意の場所に自由に移動できるタクシーのようなサービスを提供することを目指している。

有人飛行テストの様子

Volocopter社は2017年6月にアラブ首長国連邦のドバイ道路交通庁(RTA:Road & Transport Authority)と、ドローンタクシーサービスの提供に向けてドバイで試験飛行を実施することで同意している。テストは2017年の第4四半期に開始する予定だ。

今回調達した資金は、大型ドローンの性能向上を目指した技術開発に向ける予定だという。Volocopter社は技術開発を進めて、大型ドローンの本格的な生産を始めることと、世界各国の航空当局から商用飛行の認可を受けることを目指している。