ドローンジャーナル

「Airblock」で楽しく学べる、小学生向けドローンプログラミングイベント開催

 2017年8月7日(月)、横浜市立品濃小学校にて、「小学生向けドローンプログラミング講座」が開催された。学校法人岩崎学園情報科学専門学校の学生(サークル名:EXP)が、横浜市立品濃小学校放課後クラブの生徒を対象に、ソフトバンクコマース&サービスの機材協力のもとで行われた。学生という小学生にとって近い存在とともに、子供たちがドローンを使ってプログラミングを楽しく体験することを趣旨としている。10:00~11:00、13:00~14:00、そして14:30~15:30の全3部にわたって、各回定員20人、総勢60名の子供たちが参加した。

 今回使用したドローンは、Makeblock社のプログラミング教育用ロボット「Airblock」。日本では、ソフトバンク コマース&サービス株式会社から2017年7月13日(金)に販売が開始された。「Airblock」は、従来のようにスマートフォンを使ってコントロールするだけでなく、プログラミング飛行を可能にしたモジュール式ドローン。スクラッチベースの簡単なプログラミングソフトを使用するため、専門知識がなくても簡単にプログラミングを行うことができる。ボディは約15.0gと非常に軽量であり、衝突・落下時には本体がバラバラになることで衝撃を緩和するため、屋内でも安全に使用することができるのも特徴だ。

Makeblock社のプログラミング教育用ロボット「Airblock」

 子供たちは、まず二人一組のペアに分類される。2人につき1人の学生スタッフがついて、ドローンの操作方法を指導する形だ。はじめに配られたアンケートをかきおえると、子供たちは体育館前方に用意されたスクリーンの前に集められ、映像を見る。

内容は、インベーダーが上空から攻めてきて、地球を侵略しようとするというもの。この映像を受け、司会者スタッフは「ドローンをつかってインベーダーを退治して、夏休みを守ろう!」と子供たちに呼びかける。

再び班ごとにわかれ、今度は実際にプログラミングしてドローンを動かす作業に入る。全班動かす準備ができたところで、「3・2・1」という掛け声と同時にドローンが上空に動き出すと、子供たちは歓声をあげ、目をより一層輝かせた。

そこからは学生が用意したプログラミングのマニュアルを読んだり、スタッフの説明を受けながら、班ごとのペースで進めていく。
タブレットには、「スクラッチ」という小学生でも簡単にプログラミングできるソフトがインストールされており、子供たちはそれを使用してドローンに指示を与える。簡単なボタンをタッチするだけで、ドローンの動きを指定することが可能だ。「上下運動をする」「前に飛ばす」「左右を確認する」など、少しずつできる動きを増やしていく。

はじめはうまく動かないドローンも、何度も修正を重ねることできれいに動くようになっていった。
動かす操作になれたところで、ミッションへの挑戦が始まる。「インベーダーを撃退しよう!」というテーマのもと、体育館中央に準備された紙に書かれた的の上にドローンを着地させる、というミッション。
はじめはどの班もなかなかうまくコントロールできず、紙の上にドローンを着地させることさえもままならない。思い通りにならないドローンに、追いかけながら「やる気あるんですかあなた!」と語りかける子供も。

しかし、失敗と修正を繰り返していくと、達成できる班が徐々に増え、最後には体育館内のあちこちで、ドローンをコントロールすることができて喜ぶ子供たちの笑顔が見られた。

 最後に、子供たちは再びスクリーンの前に集められた。そして、インベーダーがドローンによって撃退され、夏休みを楽しむ人々の映像が流される。司会者スタッフの「みなさんのおかげで、夏を守ることができました!」という言葉に拍手が起こり、和やかにイベントが終了した。

 「プログラミング」と聞くと、複雑なイメージを思い浮かべがちだが、「Airblock」は、誰もが簡単に、そして楽しくプログラミングを学べるという点で画期的だ。同時に、「Airblock」は子供たちに、失敗を元に修正を繰り返すことで成功する、という貴重な学びの体験を与えてくれる。今後「Airblock」が子供たちの学習に与える影響に期待が高まる。
 情報化専門学校の学生は、2017年8月25日(金)にも同イベントを開催予定。今後もこのような学生による取り組みを積極的に行っていくと述べている。