ドローンジャーナル

【Japan Drone 2017イベントレポート①】日本最大級のドローンカンファレンス開催!国内の主要企業が集結

ドローンに特化した単独開催の国際展示会&カンファレンス「ジャパン・ドローン2017」の展示会が3月23日から25日、千葉の幕張メッセにて開催された。国内外のドローン関連企業が一堂に会した展示会の中から、注目のブースを紹介する。

DJI

DJIブースでは、2月に発表した産業用UAV「MATRICE 200シリーズ」を国内で初めて出品した。同シリーズには、スタンダードモデルの「MATRICE 200」と、マルチジンバルマウント「MATRICE 210」、RTK(リアルタイムキネマティック)測位に対応した「MATRICE 210 RTK」の3機種があり、展示ブースには「MATRICE 210」および「MATRICE 210 RTK」が展示されていた。さらに、農薬散布用ドローン「AGRAS MG-1」も注目を集めていた。また、iPadアプリ「GS PRO」を確認できるシミュレーションコーナーや、フライトゲージ内で「MAVIC PRO」の操縦を体験できるコーナーなども用意されていた。

「MATRICE 210 RTK」
フライトゲージ内で「MAVIC PRO」の操縦を体験

エンルート/エンルートM's

エンルート製の農薬散布用ドローンやリモートセンシング用ドローン、産業用ドローンなどの展示ほか、エンルートがさまざまな企業や自治体と共同で実施した実証実験などを紹介していた。実証実験では、NTTドコモが福岡県で実施したLTE回線によるドローンの遠隔制御や、KDDIと実施した災害用ドローン携帯電話基地局、ドローンによる物資輸送実証実験など、同社が関わったさまざまなプロジェクトの内容を見ることができた。

農薬散布用ドローン
ドコモの実証実験で使用した機体
KDDIと実施した災害用ドローン携帯電話基地局
物資輸送実証実験の機体

ブイキューブロボティクス・ジャパン

ソーラーパネルを装備したボックスにドローンを収納し、自動離着陸や自動/定期巡航、自動充電、自動データリンクを可能にするシステム「DRONEBOX」を展示していた。このシステムを利用することで、人がアクセスできない場所でも、定期的かつ安全に業務を行うことが可能となり、災害時のリアルタイム映像配信や水難救助、社会インフラの保守点検などが可能となる。

「DRONEBOX」(試作モデル)

大成/ブルーイノベーション/NTT

ビルメンテナンス事業を展開する大成と、ドローンインテグレーターのブルーイノベーション、NTT東日本の3者が提供する、ドローンによるオフィス内巡回システム「T-FREND」を紹介していた。屋内でも安定飛行が可能な機体がオフィスフロアを自動で巡回することにより、残業抑制を可能とした全自動飛行監視サービスを実現する。使用する機体には、GPSを使用しない屋内自己位置推定システムが搭載されており、夜間における自動飛行も可能で、夜間時の不審者監視・警備も行える。

「T-FREND」の機体

テラドローン

国内外でドローンによる測量事業を展開するテラドローンは、2月に発表した、Propeller Aerobotics社製のGPSモジュール内蔵対空標識「AeroPoint」を出展した。対空標識とは、写真測量を行う際に、空中写真の撮影前に座標値を測定した上で設置する標識のことで、「AeroPoint」を使うことにより、従来の写真測量時に必要だった対空ターゲットの測量が不要となり、作業時間の効率化を図れる。

AeroPoint