ドローンジャーナル

ドローン飛行支援サービス「SORAPASS」に機能追加、気象情報提供や報告書作成支援などが加わる

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)、ブルーイノベーション、ゼンリンは2016年12月5日、共同で運営しているドローン飛行支援サービス「SORAPASS」に新機能を追加した。従来は飛行禁止空域や危険空域を地図上に表示する機能や、飛行申請書作成を支援する機能などを提供してきたが、今回の機能追加で気象情報を提供する機能、飛行禁止空域を3次元地図で表示する機能、飛行報告書の作成を支援する機能を追加した。

 気象情報は、日本気象株式会社から情報を受けて提供する。天気予報だけでなく、上空の風速、風向の情報も提供する。利用者が高度を50m、75m、100m、125m、150m、200m、250m、300mの中から選択すると、その高度の風速と風向を知らせてくれる。ドローンの安定飛行に役立つ機能だ。

指定した地点、高さの天気、風速、風向を確認できる

 さらに、ドローンで空撮、測量などをするユーザーに向けて、日の出、日の入りの時間や、雲量の情報を知らせる機能も追加した。このような情報を事前につかむことで、空撮、測量時に間違いのない計画を立てることができる。

これまで提供してきた平面の地図上のデータと3次元地図のデータを合わせて確認することで、飛行禁止区域を見極めやすくなる

 飛行禁止区域を3次元で表示する機能は、一般財団法人リモート・センシング技術センターから情報を得て提供する。従来提供してきた、平面の地図上に飛行禁止区域を表示する機能だけでは見極めにくい部分も、3次元表示も併用することで分かりやすくなる。

 飛行報告書の作成を支援する機能は、国土交通省による飛行許可、承認の期間が3カ月を越える利用者に向けた機能。3カ月を超える期間で飛行認可を受けた場合、承認日から3カ月ごとに飛行実績を報告する義務がある。加えて、承認期間終了時も報告する必要がある。今回提供する機能は、国土交通省が定める書式で報告書を作成することを支援するものだ。

 SORAPASSの利用プランには、「スタンダード」「ライト」に加えてJUIDA認定校でドローン操縦者養成コースを修了した操縦者に向けた「アカデミック」がある。今回加わった機能はどのプランでも利用可能。ただし、飛行報告書作成機能についてはライトプラン、アカデミックプランでは、月に1回のみ利用できる。スタンダードプランでは、月に20回まで利用できる。ちなみに、それぞれのプランの利用価格はスタンダードプランが月額1万9800円で、ライトプランが月額4980円、アカデミックプランは登録から6カ月間に限るが無料。