防水コンピュータでフィッシング!!

防水タブレット「ARROWS Tab QH55/M」を釣りに活用してみたゼ!

 このところ活発に釣りに行っている俺。そんな中、よくヤッてるコトがある。釣り場で防水スマートフォンを使って情報収集をしているのだ。具体的には、湖に浮かべたボートの上で、ドコモの富士通製Androidスマートフォン「ARROWS NX F-06E」を使い、釣り場の地図を参照したり、ときには釣れるポイントの情報を調べたりしている。

 ただ、若干の不満があった。それは画面がちょっと小さいということ。一度に見られる情報が多くなかったり、あるいは文字入力がやや面倒だったり。揺れがちなボート上だとなおさら。もっと画面が大きかったらボート上でも快適に使えるのになぁ……とか思っていた。

 そして思いついた。防水タブレットPCの「ARROWS Tab QH55/M」をボート上で使えばいいじゃないか!! と。

 この「ARROWS Tab QH55/M」は、防水防塵のタブレットPC。水に濡れてもダイジョーブ!!なのである。

防水防塵でペン対応のコンパクトなWindowsタブレット、ARROWS Tab QH55/M

 サイズは横幅約267×縦幅約180.8×厚み約9.9mmで、質量は約650g。非常に薄くて十分軽いので、一見、「10型Androidタブレット?」とか思いがち。でも、ちゃ〜んとしたWindows 8.1搭載PCなのである。画面サイズは10.1型で、その解像度は2560×1600ドット。大きく見やすい画面に豊富な情報を一度に表示できる♪

 そして前述のとおり「ARROWS Tab QH55/M」は防水防塵!! 水辺で使っても安心!! もはやコレを釣り場で使わずしてどうする!! 的な勢いで「ARROWS Tab QH55/M」を携えて釣りに出掛けた俺なのであった。

 ウヒョ♪ 「ARROWS Tab QH55/M」活用して釣っちゃうよーん!!

釣れる気がしねえ……助けて「ARROWS Tab QH55/M」!!

 向かった釣り場は千葉県の某ダム湖。何年ぶりかに来るダム湖なんですけど、以前にいい思いをたくさんしたのであった。つまりよく釣れた♪ そして今回は「ARROWS Tab QH55/M」で釣り関連情報収集力が最強に高まっている!! これは超釣れるハズ!!

 などと未明から鼻息荒くクルマを走らせ、サクッとダム湖に到着。道具一式を携えてボートに乗り込むと……なんということでしょう。水面が真っ茶色じゃありませんか。これって匠の技とかでしょうか……って違う!! 明らかに湖が異常をきたしている。

ボート上から湖面を見た様子。右側に見える茶色いエリアは水面なのだ。茶色いモノの正体は「藻」だそうだ

 ボート屋さんに訊いてみると、この茶色いのは「藻」なのだそうだ。去年くらいから異常発生し、凄い繁殖力で湖面を覆ってしまうほどになったとか。このダム湖全体に浮かんでいるとのこと。

 とりあえず釣りを開始してみたが、ルアーを一投するたびに藻が引っ掛かる。藻がウザい!! こんな調子だと釣れる気が全然しない!! どどど、どうしよう!?

 あっ。「ARROWS Tab QH55/M」。これで情報収集したら、どうにかならないだろうか?

 早速「ARROWS Tab QH55/M」で異常繁殖した藻への対抗策を検索。おーやっぱり大きい画面でソフトウェアキーボード使うと文字入力の効率がイイぜ〜!! 文字も見やすい。検索結果を快適に追っていける♪

ソフトウェアキーボードやペンで文字入力&検索可能!

 ちなみに、通信回線としてはAndroidスマートフォンの「ARROWS NX F-06E」のテザリング機能を利用した。このスマートフォンも防水なので、ボート上でも安心して使える。

 の、だ、が……そんなに調子よくズバリな情報は得られなかった。でも、この湖に来た人が「藻が流れて少し開けた水面を狙って釣った」的な情報発信をしているのを発見。なるほど、この分厚い藻、流れると水面が顔を出すのネ。

 もうひとつ情報を発見。このダム湖のとある場所は「通年水通しがいい」のだそうだ。つまり水が流れがち。そういう場所なら藻がたまらず、水面が見えているかも。

 早速「ARROWS Tab QH55/M」でダム湖のマップを表示。その「水通しがいいエリア」にボートを進めてみる。*「ARROWS Tab QH55/M」にはGPSセンサーや地磁気センサーがあるので、マップ上の現在位置表示も正確である。「ARROWS Tab QH55/M」をボートナビ的に使い、どんどん目的地を目指す。

 いやーしかし恐ろしい藻ですわ〜。水面が茶色い地面みたいに見える。ちょっとした非現実空間ですな。なんか怖い気もしてくる。その上をボートが進むってのもミョーな感覚……。

 とかブツブツ言いながら目的のエリアに来てみたら、あ〜らホント、藻が超少ない♪ やっぱ釣り場でネット情報得られるとスゲく便利だわ〜。しかも「ARROWS Tab QH55/M」、画面が大きいのに加えて表示自体が鮮明なので地図も文字も見やすい〜

「ARROWS Tab QH55/M」を使ってゲットした情報をもとに、「ARROWS Tab QH55/M」上に表示されたマップを参照しつつボートを進めた。藻がなくて釣りやすそうなエリアに到着した〜♪

 ウヒヒヒ。これなら釣れるかもしれない。早速釣り開始。そして間もなく魚がヒット!!

 したらストーリー的に大成功なんですけど、そうそうスンナリとは行かなかった。手を変え品を変え、魚を釣らんと炎天下で頑張る俺なのであった。

 でも、そうしているうちに、魚が回遊してくるようになった。水の流れが強まったのか? そうかも。藻も少し流れてきたなあ。などとアレコレ考えていたら魚がヒット!! やったァ♪

こんな魚が釣れた。後ろに見える浮かんだゴミのようなモノは「藻」ですな

 釣れてくれてありがとう〜お魚ちゃん♪ そして藻だらけシチュエーションからの打開をもたらしてくれた「ARROWS Tab QH55/M」、超ありがとう〜。

念のために落下防止も

 今回の釣行に使った「ARROWS Tab QH55/M」は、前述のとおり防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)端末。防水性能は水しぶきや雨に当たっても大丈夫。水深1.5m(常温水道水)までなら約30分間放置して取り出した後でもタブレットとしてバッチリ機能するという防水性能がある。

 なので、釣りをしながら使ってもフツーにヘーキ。ちょっと水がかかったくらいなら問題なく、多少汚れても大胆に水拭きできちゃう。アウトドアでもしっかり役立てられるWindows 8.1タブレットPCなのダ♪

 とは言っても、ボート上で使うとなると不意の落下や水没が心配。ボート上で「ARROWS Tab QH55/M」を使用中に、何かの拍子によろけて端末を湖に落としちゃったらタ〜イヘン!!

 てなわけで、水没防止対策も施してみた。単純に「ARROWS Tab QH55/M」に化繊の紐を装着しただけなんですけどネ。

「ARROWS Tab QH55/M」の落下水没防止策として、本体のストラップホールに化繊の紐を通してみた。紐の端はボートの金具に固定している

「ARROWS Tab QH55/M」から伸びる紐の一端はボートに固定し、もう一端は付属デジタルペンの落下防止用に使ってみた。ちなみにペンも防水(IPX2)だが、水中でのペン操作はできない

使った化繊紐は、アウトドアショップなどで売られている「アクセサリーコード」と呼ばれる細い紐ですな。細いけど頑丈!!

ボートに固定する側にはこんな金具を装着。手っ取り早く端末の落下防止が行える感じ

 ところで、「魚釣りにタブレットPCとか持っていって使うと、端末が魚臭くならない?」とか思いがちかもしれない。確かに、魚のヌルヌルが付着したりすると、「ARROWS Tab QH55/M」は魚臭いタブレットになってしまったりする。

 のだが!! じつは「ARROWS Tab QH55/M」には「薬品対応コーティング」が施されているのだッ!! 具体的には「エタノール(アルコール)」「イソプロピルアルコール」「次亜塩素酸ナトリウム」が付着しても無問題。これらは消毒液の類だが、要は除菌シートで拭いたりしても大丈夫。魚臭さはもちろん、雑菌なんかも問題なく除去できるというわけだ。

ラクに携帯、いつでもどこでも活用

 今回の釣行では「ARROWS Tab QH55/M」が非常に役立ったが、釣りに限らず外出時には何かと好都合な「ARROWS Tab QH55/M」である。前述のとおり、まずはサイズ・質量の面でモバイル性能が高い。

 具体的には、サイズは横幅約267×縦幅約180.8×厚み約9.9mm。質量は約650g。10型前後のAndroidタブレットとほぼ同じ感覚で携帯できる。雑誌一冊という携帯感なので、かなり軽快にモバイルできるのだ。

小振りのトートバッグにも入るサイズ感。質量約650gで軽々持ち運べる♪

 使用時もクイックな感じ。たとえば指紋認証デバイス(指紋センサー)を内蔵していること。これを使えばWindowsへのログオンなどを指先のスライドだけで行える。スリープから復帰→Windowsへのログオンがかな〜りスムーズに行えるほか、画面にパスワードを入力する必要がないのでパスワードを覗き見で盗まれることもない。とてもスマートかつ安全に使える「ARROWS Tab QH55/M」なんですな。

本体右側裏面に指紋センサーを搭載。指紋によるWindowsやウェブサイトへのログオンなどに利用できる

 手軽に使えるタブレットPCなので、持ち出して頻繁に活用しまくっちゃうわけだが、バッテリーの持ちにも安心感がある。具体的には、メーカー公称の駆動時間が約15.5時間(JEITA 1.0)。実際に使っていてもシッカリ一日使い倒せるバッテリーライフがある。

 ボート上でも電池を気にせず使えましたヨ♪ 釣り情報の検索時はもちろん、湖上で昼ゴハン食べながらネットで天気予報見たりSNS見たり。思い立ったときにたっぷり使えた。

 釣りの行き帰りにも役立った。行きには渋滞情報をチェックしたり、帰り際には付近のグルメ情報を収集してみたり。使いたいときすぐクイックに使えるタブレットなので、出掛けているときは始終役立つというイメージなんですな。

 てな感じで、夏のアウトドアアクティビティのナイスなお供となってくれた「ARROWS Tab QH55/M」。やっぱり防水防塵ってのはイイ。安心だし実用的。アウトドアでもPCを活用したいと考えるなら、ぜひ一度「ARROWS Tab QH55/M」をじっくり吟味してほしい。

 なお、同様に防水タブレットとして使える「ARROWS Tab QH77/M」というモデルもある。これは付属のキーボードと合体させるとノートPCとして使えて、キーボードと画面部(タブレット)を分離するとタブレットPCとして使えるというWindows 8.1搭載PCだ。たまに防水タブレットとして使いたいけど、いつもはキーボードをバシバシ利用できるノートPCとして使いたいというなら、「ARROWS Tab QH77/M」をチェックしてみてほしい。

品名ARROWS Tab QH55/M
CPUインテル® Atom™ プロセッサー Z3770 (最大2.40GHz)
OSWindows 8.1 32ビット版
メモリ4GB (2GB x 2オンボード)
ストレージSSD 約64GB
液晶10.1型ワイドWQXGA[2560×1600] IPS Alpha液晶 フルフラットファインパネル(タッチ/ペン入力対応)
サイズW267.0×D180.8×H9.9mm
質量約650g
駆動時間約15.5時間
付属ソフトMicrosoft Office Home and Business 2013 ほか

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